レイコ「カメラの位置は~・・・
えっと~・・え~・・こんなもん、かな?」
「でぇ~・・録画、オンっと!」
「あや~?!・・こんな感じでイイ?」
あや「はい!?」
「ええっと・・アングルとズームは・・・
はい! 結構です~!」
「姉さんは何でも器用にこなせますね~!」
浴室でマットの準備を終えたあやが彼女の問いに答える。
レイコ(んんっ?・・今のって軽く嫌味、か?)
レイコの側には自分に有利なプレイへと誘導した負い目があった。
レイコ(ま、いっか!)
「じゃあ、先攻を決めるよ~!」
「ジャンケン!!・・」
あや「ええっ? いきなり?!!」
「あ、はい!・・じゃんけん!!・・」
レイコ・あや「ポイッ!! ぽいっ!!」
あや「かっ、勝ったあ~!!(喜)」
レイコ(な~に喜んでるんだか?)
二人の勝負はあやの先攻に決まった。
レイコ「それじゃ、お二人さん・・お好きにど~ぞ!」
「はい! スタート!!」
レイコは掛け声と共にスマホのストップウォッチを作動させる。
あや・英樹「えええっ?!! もう始まっちゃったの?」
レイコ「そーよー!・・あと4分50秒!」
あや「あうあう? キョロキョロ? ど、ど、どうしよう?」
若い二人は熟女の老獪な手腕の手玉に取られている。
あや「と、とにかく英樹クンっ!!」
「マットに寝て!」
英樹「わっ、分かった!!」
あや「え~と? え~と? え~・・・
なんだっけ?・・あっ、そうそう!!」
「先ずはローションを薄めて泡立てるんだっけ?」
あやは洗面器にいっぱいのお湯にローションをドボドボと入れて、手でぐるぐると掻き回して泡立てている。
あや「よしっ!!出来たぁ!!」
「え~・・・そしたらそしたら?・・はっ? そう、そうよっ!」
「じゃあ、英樹クン?・・
ローションを身体に塗って行くからねぇ~!」
「ちょっと冷ッとするかも~!」
あやは出来たての泡立ったローションを両手ですくって、マットにうつ伏せになって寝ている彼の背中やお尻、そして脚に迄まんべんなくスリスリと塗り込んで行く。
英樹「あぁぁ~~!! あやさん!
すっごく気持ち良いです~!」
あや「ええっ?!! ホントに?」
「良しっ!! やったぁ~!!」
「じゃ、じゃあ今度は表向きになってね!」
あやは彼の身体の表側にもローションを塗ろうとして彼をひっくり返そうと力を入れると・・・
あや「え?えっ? あっ!わわっ!!?・・きゃあああ~~~!!」
彼女はローションに足を滑らせて床の上に転げ落ちて仕舞った。
あや「いっ、いった~い!! 痛たたたぁ~!!」
レイコ「は~い!! 終了ぉ~~!!(笑)」
「ふふっ! あや? ご苦労さん!!」
あや「ええっ?!! もう終了ですかぁ~???」
「そ、そんなぁ~(悲)」
結果的に悲しくもあやのファーストラウンドは、策士のレイコに利用されただけであった。
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