英樹「お母さん?!!・・それって?・・」
「それってちょっと言い過ぎなんじゃない?」
彼は二人の会話を横からこっそりと聞いていた様である。
レイコ「ええ~?・・横からいきなり~?」
「それってルール違反じゃん?!」
女同士の他愛の無い言い合いにルール違反も何も有ったものでは無い。
だがさして重要でも無い問題ではあるが、レイコにとっては気に障る彼の口出しであった。
レイコ「じゃあ、あんたがあやを慰めてあげなよ!」
英樹「お母さん?・・そんな言い方って無いんじゃない?!!」
レイコと英樹は、はまり合っていた性器をどちらからとも無くぬるっと抜いて、お互いを罵り始めて仕舞う。
レイコ「男ってのはどうしようもないねえ~・・
ちょ~っと若いってだけで鼻の下のばしちゃって!」
英樹「なんだって~!!」
「お母さんこそ、僕みたいな若い男が趣味なくせして!!」
レイコ「なっ?!!・・言ったわね~!!(怒)」
「あんただってあやに言い寄られて
いい気分だったんでしょ?!!
お互い様だわ!! ふんっ!!」
いきなり場外乱闘を始めて仕舞った親子を前に、当のあやが何故か仲裁に入る羽目になる。
あや「ま、まあまあ、お二人さん・・
ここはひとつ、穏便に事を収めては
どうでしょうか?・・ねえ?・・」
レイコ「あんたは黙ってて!!」
あや「はっ?・・はいいぃぃ~?!!」
レイコのどすの効いた迫力に彼女は思わずチビリそうになって仕舞う。
英樹「お母さん?!!」
「何もあやさんに当たる事はないでしょ?!」
レイコ「はあああ?・・この子ったら
さっきの好きって言葉は嘘だったの?・・
もうっ!!信じらんない!!」
英樹「そっちこそ、私も大好き~って言ってたのに・・
ホント、良く言うよ!! まったく!!」
レイコ「ななっ?!!・・この子ったらあ~!!」
英樹「お母さんこそ~!!」
あや「あわわわっ?!!ひえええ~~・・
こ、こわいぃぃ~~!!(恐れ)」
レイコ「分かったわ!!」
「じゃあ、勝負しましょ!!」
英樹「しょ、勝負ぅ~~??!!」
レイコ「そうよ!!」
「私とあや!!・・どっちがあんたの4回目を
抜く事が出来るのか・・・」
「真剣勝負よっ!!」
何かと勝負事が大好きなレイコである。
あや「え?えええ~???!!・・」
「私と姉さんで・・・しょうぶぅ~~??」
かくして女のプライドを掛けた真剣勝負の幕は切って落とされたのであった。
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