レイコ「だってだって・・」
「あの君江さんって人は
あんたと浴室プレイをしなかったの?」
彼の”始めて“を獲得した彼女は、その小さな喜びを押し殺して自らの素朴な疑問を彼に投げ掛ける。
英樹「うん!そうだよ!」
「僕の方が、いらないって言ったから!」
「それでず~っとエッチだけしてたんだよねぇ~」
彼は君江嬢に裏を返してお馴染みになった時のみならず、初会から彼女に対してオーダーを入れていた。
レイコ「はああぁぁ~~??・・・あんたって大した玉だわ!!」
「フツー会って直ぐにそんな事って言うに言えないよ?」
彼女は膣に入れた彼の指を順番に次々と入れ替えながら質問を繰り返す。
レイコ「でもさぁ~・・その人も
余程あんたの事を気に入ってたんだろうねぇ~?」
英樹「そうかな?・・ん~でも僕が生で入れて良い?って
言っても断られたけどねぇ~」
「やっぱりお店のルールってものなのかな?」
レイコ「・・・・・」
「・・そっか!・・ふ~ん・・」
その君江と云う熟泡姫にも己に課した厳然たるルールが存在していたのだ。
その彼女と後で彼を誘った彼女は、飽くまでも箱の中と外では別人格なのである。
そしてそれは仕事と恋愛を切り離さなければ遣って行けないソープ嬢と云う過酷な業種に集う女の性なのであろうか。
いずれにしてもレイコにとっては、何となく腑に落ちるエピソードであった。
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