レイコ「英樹ぃ~!!」
「何やってんの~? 愚図愚図しないでぇ~!!」
「さっさとご飯、食べちゃいなさ~い!」
今朝も彼女が発する、先を急かす声が聞こえて来る。
だがしかし今日の朝はいつもとは一味違っていた。
何しろ彼女が出掛けた後に彼も追う様にして、同じソープランドへと向かうのである。
彼は夢の中にまで現れる様になった彼女の裸を想像しながら、ここ数日の期間を死ぬ程の想いでオナニーの封印をしていた。
英樹「あぁっ?!!・・くそぅっ!!」
「こいつ?・・起ったままじゃん!!」
彼は己の意志が届かなくなって仕舞った股間に在って、勝手にいきり起つペニスを無理矢理にジーンズの中へと押し込んでいる。
レイコ「もうっ!何してんの?!」
「こっちは忙しいのよ!」
「ほらっ!早く食べて!」
英樹「そんなにギャーギャー言わないでよ!!」
「分かってるって!!」
彼はジーンズの股間部分を隠す様に椅子へと座り、テーブルに用意されている朝食を食べ始める。
レイコ「私、今日は少し帰りが遅くなるかもしれないから
夕食は何か頼んで食べてね!」
英樹「うん、分かった」
レイコ「それから何か悩みがある様なら
何でも言ってよ?!」
「一人で抱え込んじゃダメだからねっ?!」
英樹「OK!それも分かってる」
レイコ「もうっ!何でも分かってる分かってるって!」
「ホントに分かってるの?!!」
英樹「うるさいなあ?!!」
「”分かった“以外に云い様が無いでしょ?!!」
レイコ「まったく!」
「この子ったら・・」
「言う様になったわ!」
「じゃあ、私、出掛けるからね!」
英樹「分かったよ!」
彼女は彼が呟いた最後の一言を聞くと呆れた様な顔をして、さっさと食事の後片付けを済ませると、何かぶつぶつ文句を言いながら外へと出掛けて行った。
そして彼は彼女が居なくなった事を確認すると、早速件のサイトへとアクセスをする。
すると今日も変わらずに彼女のプロフィールが紹介されている。
更に本日の出勤予定と時間も変わらぬ儘である事を確認して深く安堵する。
英樹「”カオリ“さん・・・かぁ?」
「・・綺麗な女(ひと)・・だな・・」
彼は薄ら笑いを浮かべながら、涎を垂らしそうな勢いで写真を見つめて居る。
そのページには真っ白なドレスで着飾った妙齢の女性が、顔の上半分を隠してポーズを取って居る大きな写真が何枚もある。
そしてその女性はベッドの上で四つん這いに成ってお尻を上げたり、椅子に座って股を拡げてスカートの裾を股間ギリギリまでたくし上げたりしている。
英樹「はあっ! はあっ!・・・」
「おっ、お母さ、ん・・・」
「・・”レイコ“っ・・」
彼は母親の名を呼ぶ自分自身に興奮して、股間を熱くたぎらせて行く。
そしてそんな彼のペニスと睾丸は、勝手に期待を際限なく膨らませて行き、その想いが彼の脳までも侵食し始めていた。
※元投稿はこちら >>