レイコ「あ~ん!もうっ!!(泣)」
「いや~ん!!」
「ぜ~んぶ私が使ってた時のまんまよぉ~!!」
「山本さんったら、ホント、イカシてるぅ~!!(喜)」
今日、彼女に用意された部屋は、現役時代に彼女自身がよく使っていた部屋であった。
そしてそれに加えて中に在る調達品も、彼女の好みを良く押さえた物ばかりである。
そんな状況に彼女は偉く感動をしていた。
英樹「そう云えば・・お母さんと二人っきりになったのも
この部屋だった様な気がする・・・」
「あの瞬間は、もう何が何だか訳が分からなかった・・」
レイコ「あの時は、あんた・・」
「キョドり捲くってたもんね~!!」
二人は共にベッドの上に座ったままの状態で、それぞれの頭の中に初めて性器を繋ぎ合わせた時の情事をリアルに思い描いている。
英樹「もうっ!!お母さんったら!!」
レイコ「ふふふっ!(笑)」
「あ、そうそう!!」
「あんた、前にアイドル好きって言ってたわよねぇ~?!!」
彼は彼女にオナニーのオカズについて話した事を思い出した。
英樹「うん!確かに言った」
「実際、今でもアイドルで抜いてるし・・」
彼は話の弾みで、つい、自分が今でも続けているオナニー事情を暴露して仕舞う。
レイコ「えええ~?!!」
「私って云う存在を無視してまで、まだ一人エッチをしてんの~?」
彼は申し訳なさそうに頭を掻いている。
そんな彼にとってのアイドルとは、嗅覚や触覚とは無縁の、想像上で動き回る可愛くてエロい生き物でしかないのかもしれない。
レイコ「まあ、いいわ!!」
「ところで・・・」
「ちょっと支度があるんで・・待っててくんない?!!」
英樹「支度?・・」
「うん・・分かった・・」
彼は不思議そうな顔をしながら彼女の申し出を了承する。
レイコ「じゃ、ちょっと待っててね!!」
彼女はベッドルームと浴室を仕切るカーテンを勢いよく閉めると、その向こう側で何やらごそごそと作業を始めている。
そして暫しの時が過ぎると、カーテンの向こう側から彼女の元気な声が聞こえて来た。
レイコ「英樹ぃ~?・・準備はイイ?」
英樹「あ、はい?」
彼には彼女の言う準備の意味が分からなかった。
レイコ「ジャ~ン!!(ドヤ顔)」
「どう?・・似合ってる!!?」
「私は今日、アイドルデビューをしましたぁ~!!(笑)」
英樹「・・・・・」
心の準備が整って居なかった彼は、只々唖然としている。
レイコ「何よ! その呆れた顔は?(怒)」
英樹「?????」
「おかあ、さん?・・・」
「なにそのかっこう?・・」
レイコ「何って・・アイドルに決まってんじゃん!!(更に怒)」
彼は突然目の前に現れた熟女アイドルの艶やかな姿に、大きな戸惑いとインパクトの在る刺激を強く感じていた。
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