英樹「お母さん?!!・・ねえっ!!
お母さん?・・どうしちゃったの?!!」
レイコ「はっ?!!」
「・・・・・!!」
彼女は白日夢の真っ只中で浮かれ撒くって居た自分自身に気が付いて、顔の色を更に真っ赤へと変化させて行く。
レイコ「わっ、私って・・今、何やってた?!!」
英樹「何だか凄く嬉しそうだった・・けど?」
レイコ「嬉しそう?・・だったの?・・」
「・・ホント、に?・・」
英樹「うん!・・なんか良い事でも有ったの?」
彼の素朴な疑問を受けて、彼女はその場を取り繕って行く。
レイコ「ちょ、ちょっとね!・・エへへッ!!(苦笑)」
「ふうぅぅぅ~~、あつい、あついよぉ~!」
そんな彼女は両手の平でパタパタと顔の周辺を扇いで居る。
レイコ「それよか、英樹!!」
「早くそのおっきなモノ・・仕舞ってくれないかな?!!」
彼は己の股間に目を遣ると、そこには酷く勃起をしたペニスがギンギンに天を仰いで居る。
更にその先端のワレメからは、ジュクジュクと粘るカウパー液が次から次へと滲み出していた。
英樹「ごっ、ゴメンっ!!」
「すっかり忘れてた!!」
彼は急いでベッドから飛び降りて、衣服の在る方角へと走って行く。
しかし彼女は、その彼が走りながらも勃起したペニスをブルンブルンと震わせていた光景を見逃す筈も無かった。
レイコ「ひっ、英樹ったら?!!」
「もうっ!!はしたないなあ~!!」
(ああっ?!!・・もうっ!! いやっ!!)
(英樹のおちんちん!! ブルブルンって・・元気過ぎるぅ~!!)
(あとね! あとねっ?・・そうそうっ!!)
(チュルチュルンってカウパーまで垂れ流しちゃってぇ~!!)
(あれって?・・あのおちんちんって?)
(わたしのあそこにぜ~んぶ入ってたの~?!!)
(もうっ!!ダメぇ~!!・・いや~ん!!ばかっ!!)
英樹「お・・おかあ、さん?」
「だいじょうぶ、かな?」
「・・なんだかどこかに彷徨っている様な?・・」
彼の心配を他所に、彼女は天にも昇る気持ちを隠せはしなかった。
そして彼が服を着始めると彼女も徐々に正気を取り戻して行く。
すると今度は彼の方が想いを拡げ始めて仕舞う。
彼は彼女の嬉しそうなルンルン気分の姿をついぞ見た事が無かった。
彼の記憶に在る彼女の表情は、夫を亡くした時のやるせない想いや日々の暮らしを続ける大変さに満ちていた。
更に彼女のその姿は少女の様な無垢の可愛らしさを秘めていた。
その可愛い姿の母が愛おしくて堪らない。
彼は愛しい彼女の可愛らしい少女の様な唇が気になって仕方がなかった。
そんな彼は思い余って彼女へと言葉を綴って行く。
英樹「お母さん?・・お母さんって・・」
レイコ「・・んっ?・・なぁに?・・」
英樹「お母さん、キスって・・キスってした事、ある、かな?」
彼は胸が張り裂けそうな状態で、子持ちの泡姫である彼女へと馬鹿馬鹿しいレベルの質問をする。
レイコ「・・キス・・かぁ?・・」
「う~ん?・・キス、ねえ?・・」
「そう云えば、好きな人とのキスって・・
いつ以来なんだろうなぁ~?・・」
勿論、彼女は営業上で毎度の様に複数人とのキスを繰り返している。
しかし本当の意味での心を交わす口づけは、暫くの間お預け状態で在った。
レイコ「・・・って?・・えっ?なに?・・」
「何でそんな事を聞くの?」
彼は実の母親に向かって自分とキスをしてくれとは、口が裂けても言えなかった。
だがモジモジする彼の態度と恥ずかしそうな表情で彼女の方が勘付いて仕舞う。
レイコ(えっ?えっ?・・なに?・・何でこの子ったら
顔を赤くしてんの?!!)
(・・まさ、か?・・私と・・キスが?・・)
彼女は自らの唇に手を軽く当てて、驚く自分自身に戸惑っていた。
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