ある母の回想 3
駅弁を食べながら、また回想していると、半分も食べないうちに、箸が止まってしまった。
息子は高校生になった。
夫は、長距離トラックに乗っており、家には4~5日に一度帰り、2~3日するとまた出かける毎日だった。
夫が帰ってきた夜は、生理の日以外は、必ず夫婦の営みがあった。
その行為の最中、母は、夫婦の寝室をうかがっている息子の気配を感じていた。
ある夫のいない夜、母が寝入った頃、寝室のドアの隙間から息子が中をうかがっている気配を感じた。
息子は部屋に入るのをしばらく迷っている様子だったが、意を決したように足を忍ばせ、入ってきた。
豆球の灯りで薄暗い中、薄目を開けて見ていると、息子は母の寝ているベッドに近づき、掛け布団をめくった。
しばらく母の寝姿を見ていたが、手を伸ばして、パジャマ越しに母の胸や股間に形を確かめるように触れた。
母は、息を止めて身じろぎもできない。
やがて、パジャマの上着のボタンを外すと、息子はスリップ越しに母の乳房に頬ずりした。
そして、両方の乳首を唇に挟んだので、母は、乳首が硬くなるのが自分でもわかった。
息子は足元の方に移動し、パジャマのズボンの中に手を入れてきた。
下着の上から性器の形を確かめるように、息子は恐る恐る触れてきた。
母は、先ほどの乳首への刺激で下半身が濡れていた。
息子がなおも下着に手を入れようとしたので、これ以上はいけないと寝返りをうった。
すると、息子は驚いたように手を引っ込めて、入ってきた時と同じように足を忍ばせて出ていった。
母は普段、寝る前に入浴していたが、ある夜、浴室に入ると脱衣所で、勉強しているはずの息子の気配がした。
入ってこられると怖いと思い、「ユウちゃん?」と声をかけた。
息子は、「疲れたから、歯磨きして寝る」と言って出ていった。
身体を拭いて出てみると、脱いだばかりの母の下着がなかった。
気になって、息子の勉強部屋に行ってみると、部屋の電気は消えていた。
そっとドアを開けると寝息ではなく、息子の荒い息遣いと椅子のギシギシいう音が聞こえた。
母は、病気じゃないかと心配になり、部屋の明かりをつけると、固まってしまった。
息子は素っ裸で、片手に持った母の下着で顔を覆い、片手で大きくなった勃起をしごいていた。
初めて見た、息子の勃起したモノに目が釘付けになった。
「あっ、ごめん」
急いで部屋を出ていったが、母の心臓の鼓動は止まらなかった。
夫のそれよりも太くて長いモノを見たことで、下半身が疼いてしまい、母はなかなか寝付かれなかった。
息子は母に女を感じている。
夫のいない夜は、このところ毎晩、母の寝室をうかがっている様子だった。
母が起きているとわかれば、あきらめて自分の部屋に帰っていく。
母が寝ていると、忍び込んで母の身体をまさぐった。
息子の行為で目が覚めれば、母は寝返りをうつなどしていたが、目覚めなかった朝は、着ていたパジャマや下着が乱れていた。
しかし、母はそれも不快とは感じなかった。
息子の母への愛と思おうとした。
母も息子のみなぎる若さに惹かれていた。
息子を何とかしてあげたいとも思った。
今夜も、息子は母の寝室に忍んで来るに違いない。
「今夜は早めに休むね」と息子に言い、寝室に入った。
蒸し暑い夜だった。
また、息子がやって来る期待もあり、寝つけなかった。
母は、息子がやって来る頃を見計らって、タオルケットをはだけ、思い切ってパジャマのズボンを脱いだ。
そして、片手で乳房を、片手で自分の女陰を下着の上からまさぐった。
しばらくして、息子の気配が感じられた。
寝室の入り口は足元の方にある。
ドアの隙間からは母の素足と下着が目に入るはず。
それまで空しかった自慰行為が、息子の視線を感じると急に昂ってきた。
下着が湿ってきたので、両膝を立てて脱ぎ、息子に向かって大きく両足を広げた。
豆球の薄明かりでも息子には母の女陰ははっきりと見えているだろう。
さすがに息子も、部屋の中まで入ってこない。
母は、息子にもっと奥まで見えるよう、両手で女陰を広げ、陰核を剥いて快感にあえいだ。
母の自慰を見た夜以降、息子は大胆になってきた。
母のベッドにやってくると、息子は、母が起きているかもしれないとわかりながらも母の身体をまさぐった。
母は、息子に身体を弄ばれても寝たふりを通した。
息子は母に気遣って、寝ている母のパジャマをそっと脱がした。
母もまた寝返りのふりをして手伝った。
息子は、懐中電灯で照らすようになり、母の乳房をはだけ、恥毛や女陰を覗き込んでいた。
そのうち、乳房を軽く揉んだり、乳首を口に含んだり、恥毛をかき分け指先で女陰に触れた。
母は、女陰にあたる息子の息を感じながら、両足を開いた。
息子の舌先を感じた時、母は思わず深い息を漏らした。
母の裸体をまさぐりつつ、息子は自慰をして果てた。
母に挿入するという最後の一線は息子にも越えられなかったのかもしれない。
しかし、母も子も我慢の限界だった。
・・・もうあと2時間程で駅に到着する。息子夫婦の家事の手伝いに行くのに、こんな妄想はいけないと、生まれてくる孫のことを考えようと思い直す母だったが、気がつくと指で自分の乳首をつまんでいた。
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