翌朝は母との顔合わせが怖かった。狭いアパートなので、母の朝の動きが手に取るようにわかる。てきぱきと朝の家事をこなしているのだ。僕は目は覚めていたが、布団から母の様子を長い間そっと窺っていた。
母は鏡台の前でメークしたり、ネグリジェと下着を着替えたり。夏場の定番の花柄のムームーに着替えたり。実は、毎朝の母の着替えも大きな楽しみだった。僕は恐る恐る布団から立ち上がった。着替えながらの母と目があった。母は、あらっ!といつも通りにニコッとしくれた。おはよう!ではなくあらっ!が母の挨拶なのだ。いつもより心なしかご機嫌に思えたので。僕は心から安堵した。もし朝っぱらから母に怒鳴られたら、勉強どころじゃなくなる。
昨夜はエアコンなしの暑さの中悪戦苦闘した。暗くてよく見えない闇の中、愛液でまみれた女性器から赤黒い穴を頭クラクラで探し当てた。腰をつき出すとペニスはズブズブと難なく根元まで入っていった。さすがに二人産んでいるだけあってエロ小説にあるような締め付けはなかった。ピストン運動するまでもなく強烈な射精感を覚えた。ヤバい!瞬時にペニスを抜いてブリーフに精液を撒き散らした。セックスて何て気持ち良いのだろう。ペニスが入った瞬間、あっ!という母の声がしたような気がしたが、夢中だったので定かではない。ただ母の両足が上下にピクピクと痙攣したのははっきり覚えている。
僕としては、母がそ知らぬ顔をしてくれる方がずっと有難い。罪悪感を持たずに毎晩のセックスプレーを楽しめるからだ。母も半分くらいイッてくれたんじゃないだろうか。
さあ早く食べて仕度しないと遅刻しちゃうわよ。お勉強がんばって来てね。
ご機嫌な母。つい何日前かは学校をズル休みしようとした僕を鬼の形相で箒でひっぱたいた母。当時は、僕なんか頭が上がらぬ怖い怖い母。その朝は、ご機嫌だけでなく普段よりも綺麗に見えた。あら私の顔ばかり見て変なけんちゃん!どうしたの?何でもない。
昨夜見た真っ黒でグロテスクな女性器を持つ母と同一人物と思えなかった。学校にいても考えることは、今日の夜も母と楽しめるそればかりだった。しかし母との本番が暫くおあづけになる出来事があった。
その日の夜。母が夕食時にふと、ママなんかお腹いたいと呟いた。えっ?大丈夫?思わず箸を置いて聞き返した。ううん何でもないアレだから。
そうか生理か?一週間お遊びはなしってことかと悟った。言わなくても良いことを息子に言うなんて。でも大人扱いしてくれて嬉しかった。それに母も毎晩の僕の動きを黙認していることを宣言しているようなものだ。凄く嬉しくなった。お薬とか飲まなくて大丈夫ママ?僕は心配になった。母は、心配してくれて有難うママねピル飲んでるから大丈夫!
ピルが生理用であることも避妊用であることも知っていた僕だが、、。
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