佳代の心臓の鼓動が激しく打った。
(あぁ~なんでこんなにドキドキするの?裸を見られてもドキドキしないのに、あぁ~触ってお義父さん。)
すると源治が布団に手を掛け、小さな声で「お尻が風邪引くぞ」
そう言って布団を尻に掛け、部屋を出て行った。
ゆっくり瞼を開いた佳代の手がショーツの中に滑り込んだ。『あぁ~あぁ~気持ちいい~誰か触ってぇ~』
翌日の朝、文子からラインで話があるの、お昼過ぎにそっちに行ってもいいかしら?
その事を朝食をしながら佳代は源治に言った 。
[あれ、お義父さんは?]文子が言った。
『パチンコよ』
[そう。ねぇ佳代さんお義父さんとうまくいってる?]
『えっ・・えぇ・・でもどうして?』
[佳代さん。正直に言って、お義父さんに何かされてない?]
『えっ・・』
佳代がうつ向いたまま無言に。
[私には隠さないで佳代さん。 もしかしたらお風呂とか一緒に入った?]
『えっ・・何故そんな事』
[そう・・やはり入ったのね?]
『誰にも言わないで。こんな事いけないって思ってるの。』
そして文子が計画の全てを佳代に話した。
『えぇっ修さんがそんな計画を?』『修さんに子種が無いって本当なんですか?どうして言ってくれなかったの?どうして・・私に相談してくれなかったの』
文子は修の想いの全てを佳代に打ち明けた。
そして泣いた。悔しい思いと、修の願いとが頭の中で葛藤していたのだった。
すると源治が帰って来た。文子は佳代に全てを話した事を源治には伝えなかった。
[お義父さん、たまには孫の顔見に来て下さいね]
そう言って帰って行った。
佳代は何事も無かったかのように振る舞った。
佳代の心の迷いが消えていた。そして夕食を済ませた時源治に打ち明けた。
『文子さんから全てを聞きました』
「えっ・・やはりそうだったのか。そんな気がしたよ。」
そして佳代が言った。
『今夜抱いて下さい。夜中に私の部屋に。ただし一度だけです。それを約束して下さい』
「あぁ・・わ・・わかった」
佳代の真剣な眼差しに源治は佳代の覚悟を悟ったのだった。
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