翌日になっても、由佳理の唾液が鼻の中で微かな香りを放っていた。その匂いを嗅ぐたび、ヒロキは夜が待ち遠しかった。
由佳理の足下には、床に丸裸で寝転ぶヒロキの顔がある。由佳理は立ったまま顔を覗きこむよう背を丸め、
口もとにかかる髪をかき上げた。
「お顔に唾をたらされたいのね。変わった子だわ」
ペニスを自分でさわりながら、「うん」とだけヒロキは返した。由佳理の唇がもぞもぞと動き、口内に唾液を溜めているのがわかる。やがて唇が開かれると、ヒロキの顔めがけて唾が落下してくる。ボトっと眉間に
落ちると、すぐ次の唾液が投下され頬を濡らした。おでこ、口、首筋と次第に由佳理の唾液で覆われ、ヒロキはそれを指で顔じゅうに擦りつけるよう塗りこんだ。
「もう、そんなことして。唾の匂い嗅ぎたいんでしょ。臭いわよ」
由佳理の言葉に思わず射精しそうになり、ペニスをいじる手を離した。
「お母さん、鼻に…鼻にも唾たらして」
由佳理はヒロキの顔を両方のフトモモで挟むように正座すると、狙いを定め唾をたらした。鼻の頭にたれた大量の唾が鼻の穴にかかると、ヒロキはずるずると鼻をすするよう呼吸した。さっきたらされた顔じゅうの唾が乾きはじめ、かぐわしい匂いを放ち始めていた。
「唾の匂いがするよ。もっと鼻に唾たらしたり、勢いよくペッてかけたりして」
顔を近づけた由佳理は匂いを嗅ぐと、
「うわ、私の唾、すごい匂うわね。恥ずかしいわ」
と言って、また唾をたらす。泡だった透明の唾液で鼻が光っているように見える。ヒロキは鼻から思う存分唾を吸いあげ、その変態行為をしばし楽しんだ。
「お母さん、昨日みたいに、また鼻ペロペロ舐めて」
二人は抱き合うと、唇と鼻を接触させ、やがて濡れた舌が鼻に押しあてられた。ヒロキは鼻から唾と漏れる吐息を吸い込み匂いを味わう。
「ヒロキの顔、ベトベトですごい匂いよ」
由佳理は鼻にむしゃぶりつきながらささやく。やがて柔らかい指がペニスを掴み、上下にしごかれる。
「ああ、もういきそう!ああ、母さんの唾、エッチな匂いがする」
「もう出す?」
「いかせて、お母さんに鼻舐められながらいきたい」
由佳理のしごくスピードが上がり、ヒロキの鼻呼吸が荒くなる
「あっ、いきそう、出る」
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