「その名刺持ってるのか?」と聞くと「うん…あるよ」と言って芽衣は、財布からその名刺を出し俺に渡した。名刺には大手芸能事務所の名前が書いてあった。「へぇ…有名な所だな」と言うと「そうなの?」と言った。俺はその事務所に所属している芸能人の名前を言うと「知ってる人ばっかりだね?」と芽衣は驚いた。興味が沸いた様子だった。しかし俺は言った。「嘘かも知れないぞ?」「えっ!?そうなの?」「たまに大きな事務所の名前出して、勧誘する奴もいて興味ある子が連絡して行ったら、実はヤクザだったって話聞いた事あるし」と言うと「怖い…」と言った。「まぁ…ここは本物かもな」「何で?」「だって芽衣はまだ子供じゃん?」「あっ!?そっか」「そのスカウトマンは年齢聞かなかった?」「聞いた」「だろう?…子供をAVに使ったら捕まるしな」と言うと「そうだね」と言った。「でも中には知ってて使う奴もいるけど…そう言うのは大抵ヤクザと繋がっとる奴らだから」と言うと「パパそんな事よく知ってるね?」と感心した。
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