第35話
「あっ!、ああっ!、あきちゃ、あきちゃんっ!、いいっ?、あっ、あすかの身体っ、いいいっ?」
小さな身体を巻きつけ、大量の体液を垂らしながら、甲高い声を響かせる
化粧もしたことのない子供がいっぱしの大人と同じように男を銜え込み、欲望のまま自らの快楽を求め、下半身を縦に横に動かす
目の前の男への独占欲がそうさせているのか、大きな声を出しながら、自分の「良さ」を認めさせようとする
人は誰でも承認欲求があるものだが、この少女は、自分が醜いことを分かっている中、求められたことに喜びとともに不安を感じ、求められているものを最大限表現することで心を保っている
「あぎ、あぎぢゃんっ!、あすかっ、あすか、イクよっ!」
「あぁ、お、俺もイキそうだ」
「だ、だしてっ!、あっ、あすかのっ、あすかのなかにっ、だっ、だしてっ!、いっ、ひっ、いっ!、んふぅぅうあっっっ!!」
俺の口に突っ込むように顔ごと唇を押し付け、震えながら、俺の背に爪を食い込ませる
同じ瞬間、俺も両手の指が付きそうなほど明日香の細い腰を強く掴み、まだ完全に機能していない子宮の奥に精をぶちまけた
今日は疲れた
「あっ」
繋がったまま立ち上がり、そのままベッドまで歩く
太ももにどちらのものか分からない体液が滴った
分身を抜いて明日香をベッドに横たわらせると、俺もその横に寝転んだ
すぐに小さな身体で寄り添ってきて、胸の中に頭を置く
「あすか、最近、お前すごいぞ」
「何が?」
「求めすぎだ」
「だって、あきちゃんにして貰いたいんだもん」
唇を突き出し、小鳥のように俺の唇に触れる
「あすかね、自分がこんなふうになるなんて思ってなかった」
「ん?」
「男の人を好きになって、その人と裸になって、どこにいるか分からないくらい気持ちよくなって・・毎日したいくらいエッチな気分になって・・ホントに毎日して・・まだ中学生なのに」
「確かに、こんな中学生は少ないだろうな」
「うん、しかも相手があすかの叔父さんだし」
「・・そうだな」
俺は少しだけ眉間にシワを寄せた
「あっ」
「どうした?」
「あきちゃんのが出てきた、布団を汚しちゃったかも」
「ああ、気にすんな」
「うん」
「それより、毎日こんなことして、大丈夫なのか」
「何が?」
「いや、ゴムもつけないでさ」
「大丈夫だよ、あすかまだ生理ないし」
「生理がなくても妊娠することもあるんだぞ」
以前、南米の貧しい国で、実の兄に犯された黒人の女の子が13歳という若さで妊娠、出産したというドキュメンタリーを思い出した
そのコは、生理が始まっていないにも関わらず妊娠していた
16歳の兄は、自分の欲望を満たすだけのために嫌がる実の妹を毎日のように犯したそうだ
両親は、国から与えられた汚い家に二人を残して出て行き、残された兄は学校にも行けず、二人の暮らしを支えるため、したくもない犯罪にも手を染めながら金を稼いでいた
そんな兄に頼るしかない小さな妹は、強い抵抗も出来ず、兄の欲望に身体を差し出すしかなかった
まぁ、そんな状況とは違うが、さすがに妊娠は困る
「あすかね、まだ小さいけど、あきちゃんとの子供なら妊娠してもいい」
「怖いこと言うなよ」
「違うの、産みたいっていうんじゃなくて」
「は?」
「なんていうか・・うーん・・あきちゃんに妊娠させられたっていう形?・・そういうことになったってことが、嬉しいっていうか・・なんて言えばいいんだろう」
「興奮する?」
「・・うん、そんな感じ」
俺は呆れた顔で「お前・・おかしいよ」
明日香は自嘲するような顔で「・・今でも十分おかしいよ」
「・・そうだな」
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