第31話
あきちゃんにしてもらえない水曜日は、家に帰るといつもこの匂いがする
今までは変な匂いがするなって思ってただけだけど、今なら分かる、この匂いの正体が
でも何で?
ママに彼氏がいるの?
そんなこと聞いたこともないけど、いるなんて思ってもいなかった
あすかが学校に行ってる時に、ここでしてるの?
ママが?
でも、ホントに彼氏がいると思えない
・・一人で?
大人もするのかなぁ
「ただいま」
「あ、あぁ、おかえり」
虚ろな目でソファに寝そべるアザラシのような女がのっそりとした動きで起き上がりながら答える
「今日は早いんだね」
「う、うん、友達が用事があって・・」
最近、帰りが遅くなることを咎められないかいつも気にしていた明日香は、遠回しに言われているような気がして、慌てて答え、足早に2階にある自分の部屋に戻った
カバンをベッドの上に投げ、学習机の上に突っ伏す
はぁ・・なんか怪しんでるかな
ずっと真っ直ぐに帰ってたのに、急に遅くなって
でも、あすかがあきちゃんとあんなことしてるなんて思ってもいないだろうな
あきちゃんと・・あんなこと・・
下着の中がじんわりと湿ってきたことに気づく
授業中にも何度かあった
その度に太ももに力を入れて凌いで、休み時間になるとすぐにトイレに駆け込み、濡れた下着にトイレットペーパーを当てて、淫液を拭き取っていた
「んっ」
ブラウスのボタンを一つ外し小さな手を入れ、キャミソールの上から乳首を摘まみ目を閉じた
あきちゃん・・そんな・・・やめて・・・
指先に少し力を力入れる
「んっ」
騒ぐんじゃねー、黙って脱げ、いいからヤらせろ
やだっ、やだよぉ、やめて
秋雄に犯されることを妄想する明日香
スカートの中に右手を入れ、下着に触れると、ぐっしょりと湿っていた
そのまま下着に手を入れ、割れ目に沿って指を這わしいく
「んふっ、んっ」
こんなに濡らしてんじゃねーか、お前も欲しがってるんだろ
「んっ、くっ、んっ、んっ」
ほら、観念してマンコ広げろよ
いやっ、やめて、挿れないで
中指を折り曲げ、ヌルリと膣内に入れ込む
「あっっ!」
はぁ、はぁ、はぁ・・いい、気持ちいい・・あ、あきちゃん・・いい、いい・・
自分の声が大きいことを認識している明日香は、机に唇をあて、声を押し殺す
声と反比例するように、右手は体内での動きを早め、左手は強く乳首を押しつぶす
おら、中に出してやるからな
いやっ、やめてっ
うるせーよ、お前のマンコは俺のものなんだよ
やだっ、そんなのやだっ
イヤなのか?
えっ、ううん、イヤじゃない
お前は俺のオンナだよな
う、うん、あきちゃん、好きっ
妄想の中で、レイプからイチャつきが混在させ、興奮を高めていく
「くっ、んっ、ぐっ、んっんっ、んっ」
いっちゃう・・いっちゃう・・
「んくうぅぅぅっっっっ!」
顔に跡がつくほど机に押し付けながら達した
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・
あきちゃん・・会いたいよぉ・・
スカートの中から抜いた右手を見ると、滴り落ちるほど自分の体液にまみれていた
当然、下着もぐっしょりと濡れ、スカートの尻の部分にも侵食している
スカート、後で洗わなきゃ・・
はぁ・・あきちゃん・・
あきちゃんにして欲しい・・
明日香は、恋い焦がれる秋雄を思い浮かべながら、濡れた手から滴り落ちる自分の体液に舌を這わせていた
第32話
これって・・
巨大な身体を折り曲げ、洗濯籠にある衣服を洗濯機に入れようとする冬香は、濡れた小さなショーツとそこから発する女の匂いに気づいた
明日香が?
まだ中学生になったばかりなのに・・
でも、早いコはこのくらいからするのかも
だけど明日香が?
そんな素振り一度も見せたことがないけど
ううん、普通は親に分かるような素振りは見せない
でも、男の子の話だって聞かないし、アイドルとかに興味もなさそうだし
そんな明日香が自分で?
私はいつだったう・・多分、大人になってから
うん、ハタチは越えてた
明日香が・・
小さなショーツを見つめ、鼻を近づけ、そこから漂う匂いを大きく吸い込んだ
あぁ・・明日香のオンナの匂い・・
そして、私と同じ・・こんなに濡らして・・
あぁ・・明日香・・
股の間に熱さと冷たさを感じながらショーツを洗濯機の中に置き、いつものように少し多く、香りの強い柔軟剤を入れてスタートボタンを押した
夕方のニュースが終わる頃、玄関の開く音が鳴り、パタパタと特徴的な足音が近づいてきた
「ただいま」
「おかえり」
いつもなら顔を見ずに答えるだけだが、ショーツののことが気になり、じっくりと顔を覗いてしまった
「な、なに?」
「えっ、いや、ううん、何でもない」
「変なの」と一言発して、自分の部屋に向かっていった
あんなにあどけない表情をしているのに、身体はオンナになっていくんだ
雑誌やネットでは中学生くらいから自慰を覚えるコは多いと見かけるし、おそらく自分の世代でもそうだったのだろう
自慰だけでなくオトコを知るコだって・・
しかし、自分の子供が性に目覚めることを、頭の中で整理できずにいる自分に、大きな矛盾を抱えていた
ピクっと肉に埋もれた首をあげる
オトコ?
まさか、そんなことは・・でも・・
明日香がオトコに抱かれている姿を頭に思い描く
小さく木の枝のような細い身体がオトコに組み敷かれ、小さな蕾で赤黒く怒張した肉の塊を受け入れている姿
幼い身体からは想像もつかないような体液を溢れさせながら、まだ使用することのない子宮の壁を叩きつけられている姿
突かれるたびに小さな唇を大きく開け、喜びの声を高らかにあげている私の娘
気づけば部屋着の尻のあたりに大きなシミを作っていた
※元投稿はこちら >>