怪我をした日、俺は玄関で夏希を抱っこして、居間のソファーに運んだ。下ろそうしたが夏希は首に回した手を離さずグイッと引っ張った。俺はバランスを崩して夏希に乗っかった。「危ねぇなっ何すんだよ」と言うと小悪魔笑顔で「ギュッとして」と言った。「しょうがねぇな」と言って抱きしめてあげた。「お兄ちゃん…好き…」と囁いた。「俺も好きだよ」と言ってキスをした。唇を離した。「ヤベぇ…したくなってきた」「うん…私も…」「ベッド行こうか」「うん…連れてって」俺はまたお姫様抱っこして寝室に行った。ベッドに下ろし夏希の服をぬがせ、俺も服を脱いだ。夏希の右肘右膝、左足首に痛々しく包帯が巻かれていた。「夏希…痛いか?」「うん少し…でもお兄ちゃんがしてくれたら痛く無くなるかも…」「俺は薬かっ」「うん!…お兄ちゃんは一番効く薬だよっ…フフっ」と言った。寝かせてキスから始めた。「お兄ちゃん…怖い事…忘れさせて…」と潤んだ瞳で言った。「分かった…忘れさせてやる」と言って激しいキスをした。
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