第11話
うすら笑う俺を見上げ、アザラシは目を瞑り大きく口を開けた
分かっているのだろう、次の展開を
「ちゃんと見とけよ」
俺が強く言うと体をビクッと揺らし、細い目を見開いた
「分かってるよな」
「は、はい・・」
「ゆっくりしてやるから、こぼすなよ」
「はい、ちゃ、ちゃんと・・飲みます」
アザラシは両手で竿を包み、先開いた唇の前に先端を置いた
下半身に力を入れながら、ゆっくりと穴の奥をめがけて放つ
「んっ、んっ、んっ、んっ」
口の中でションベンが泡立っていくが、決して溢れず、喉が断続的に震えている
「口の中に溜めとけ」と言い、股間の筋肉を固くして一旦止めた
アザラシは言われたとおり口に溜め、潤んだ目で俺を見つめている
「口を閉めて味わえ」
コクリと頷くと、溢れないように少し上を向いてから唇を閉じ、咀嚼するように丸い頬を膨らましたり、縮めたりする
「鼻で息をして、匂いを充満させろ」と言うと、鼻を膨らませて大きく呼吸する
「どうだ、俺の匂いは?、臭いか?」
首を素早く横に振る
「俺のションベンを味わえて嬉しいか?」
今度は縦に、首を振るので、俺はにやけながら「だよなぁ、俺の便所だもんな、残りはどうする?、もっと飲むか?、それとも頭からかける?」
俺を見つめたまま、ゴクリと口の中の尿を喉に流し込むと、俯いて頭を差し出し、小さく呟く」
「あ、あたまから、かけてください」
「汚されたいんだ」
「は、はい・・よ、汚してください」
「もう、少ししか出ねーけどな、ほら、もうちょっと頭下げろよ」
頭を強く押すと、土下座のように床に額が付くまで落とし、這いつくばって、俺のシャワーを待つので、つむじに向かって股間に力を入れた
シャーっという音とともに、思った以上の量がアザラシの髪に降りかかり、それは身体全体に流れ、部屋の中は尿の匂いでむせかえった
アザラシは黙ったまま、身体に流れる温かな液体を感じていた
「足りねーな、お前もこれに出せよ」と浴槽内に転がる風呂桶を掴み、白い床に広がる黄色い液体の上に置いた
「あ、は、はい・・分かりました」
「あれだけオマンコを犯してやったんだから、少しは出るだろ?」
「は、はい・・出る・・と思います」
「結構飲んだしな」
「・・はい」
風呂桶の上に跨り、黄色い液体を全身にまとった汚い雌豚が、俯きながら下腹部に力を入れると、桶の中にうっすらと黄色味を帯びた液体が注がれていくが、やはり、さっきほどの量は出てこない
「あまり出ねーな、ケツから出す?」
ビクッと身体を震えさせながら慌てて顔を上げる
「あ、いや、そ、それはちょっと・・」
「あれ?、俺の言うこと聞けねーの?」
「あ、あの、ご、ごめんなさい・・、じ、自分のは・・ちょっと・・」
少し考え、「自分のは・・?、俺のならいいってことかよ?」
「あ、は、はい・・あ、あきちゃんのなら・・だ、大丈夫・・です」
呆気にとられ口をポカンと開けていると、俺を見つめていた汚く醜い顔を緩ませ、ニコリと笑う
汚ねえ
なんて醜い
なんて醜悪なんだ
にも関わらず、俺は、いや、俺の下半身はその言葉に反応して、また硬くなる
もう一回使ってやるか・・
桶を掴み「顔を上げて口を開けろ」と命じ、口を中心にアザラシの出した液体をかけてやった
恍惚の表情をしている醜い女の両脇に手を入れ立ち上がらせ、尿にまみれた頭を両手で包み、強く唇を押し付けた
強引に舌を割り込ませると、排泄物の匂いが口いっぱいに広がる
「んっ、んっ、う、うれしい・・んっ、んっ」
アザラシは両腕を俺の背中に回し、尿の混じった唾液を垂らしながら、舌を巻きつけてくる
「んっ、あっ、んっ、あっ、あっあきっ、あきちゃんっ、んっんっ、すっ、好きっ、んっんっ」
唇を離し、鼻をつけたまま尿にまみれた俺は、このアザラシの細い目を見つめながら「お前は俺のだからな、俺専用だからな、俺だけが使える女だからな、ずっと・・」
回した手に力を入れ、俺を強く抱きしめる醜い姉は、目を潤ませながら「う、うん、ふ、ふゆかはあきちゃんのものだよ・・あ、あきちゃんが、つ、使える・・いつでも・・使って・・どこでも・・ふ、ふゆかのか、体は・・全部、あきちゃんのものだよ」
「ですだろ」
「あ、はい、あ、あきちゃんの・・あきちゃんのもの・てす、全部・・」
「・・じゃあ、もう一度可愛がってやるら、洗い流して上に行くぞ」
「は、はいっ!」
俺たちはその後、姉の、冬香の部屋のベッドの上でその日3度目の交りをした
優しく優しく、愛おしい恋人の髪に触れるように、冬香の身体を撫で、唇で開いた花弁を慈しみ、溢れる蜜を舌で受け止めた
そして、愛を確かめ合うように、口づけをしながらゆっくりと交わった
上下の唇を繋げ、互いに赤く跡がつくくらい強く身体を抱きしめる様は、長く連れ添った夫婦のようでもあった
俺の姉、冬香は大きな声で何度も高みに達し、その都度、愛の言葉を投げかける
姉の何度目かの絶頂に合わせて、俺も果てた
自分の中に注がれることを冬香は望み、俺もそれに従った
俺の分身達が姉の中を泳いでいく
最期の一人が出発するまで、冬香を、姉を強く強く抱きしめた
「あきちゃん・・愛してる・・ずっと、私のものでいて・・」
「・・あぁ」
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