10話
狭い風呂場には息を切らした二人の呼吸が響きわたっていた
「はぁ、はぁ、はぁ、ご、ごめんなさい・・」
「あ?」
「わ、わたしだけ、いっちゃって・・あっ!」
硬さを保ったままのモノを一気に引き抜くと、表面にはうっすらと色づいた体液が纏わり付いてた
弟に犯され続けた穴はぽっかりと広がり、ピクピクと蠢いている
俺は浴槽の縁に座り、アザラシの尻を叩く
「ああっ!」
「お前は俺専用の便所なんじゃねーのか?、何でお前だけイッてんだよ」
「ご、ごめん・・なさい」
怯えた目でこっちを見つめるアザラシ
足を広げ、無言でアゴを上げて、咥えろと命令する
纏わり付いたアザラシの体液がポタリと垂れ、床に溢れる体液と混じりあった
のそのそと俺の前で跪くが、色づいたモノを見て困惑している
「やれよ」
「あ、は、はい・・」
「汚されてぇんじゃねーのか?」
「あ・・はい・・」
髪を掴み、顔を股間に埋めさせる
「く、わ、え、ろ」
「はっ、はいっ」
ゆっくりと口を開き、恐る恐る口に含もうとするアザラシに「舌出せ」と指示すると、短い舌を先端に這わせた
一瞬嫌がる顔をしたが、一度始まるとスイッチが入ったのか、舌を器用に回しながら自分の体液を舐めとっていく
裏側の亀裂や根元にもぬらりとした舌先を這わせ、元の色に戻していった
そして口を大きく開け、少しずつ飲み込んでいく
奥に、奥に、喉の奥に刺さりこむまで、一度も戻すことなく唇が根元に到達するまで、真っ直ぐに飲み込んでいく
「ぐふっ」
後頭部を掴み最後の一押しをすると、丸い鼻が俺の下腹部に押し付けられ醜く潰れた
「そのまま強く吸ってろ」
「んぐっ」
両手で頭を掴み、何度も何度も力強く前後させた
アザラシは苦しみながらも、動きに抗わず、従順に、なされるがままに口を犯され続けていた
「ぐふっ、くふぉっ、ぐふぉっ」
涙を、鼻水を、ヨダレを垂らしながら、喉の奥で俺を喜ばせる
「そろそろ出すぞ」
俺を見上げ、微かに首を縦に振る
俺は更にスピードを上げ、喉に叩きつける
「んごっ、、ごっ!、ぐふぉっ!、ぐっ!、ごっ!、ごっ!、ごっ!、ごっ!、ぐふぉぉぉっ!!」
唇と陰茎の隙間から、精液が唾液と一瞬に溢れ出る
ドクドクと波打ちながら、残った液がアザラシの口内に流れ込んでいき、苦しみながらも少しずつ飲み込んでいった
頬を掴んで、顔を引き離すと、粘液にまみれた舌がチラリと見える
やっと満足に息を吸えたせいか、安堵の表情を見せながら、大きく呼吸をしている
俺は「よくできたな」と頭を撫で、「そのまま口を開けとけ」と笑みを浮かべた
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