トシエの家に帰ると、トシエは もぅ寝ていた。
当然の如く 機嫌も悪い と思い、あえて起こさなかった。
翌朝、トシエは、まだ ふて腐れてるんだろう。
起こし に、来る事もなかった。
顔を洗って、リビングに行くと、トシエは洗濯物を干していた。
俺は、おじさんに挨拶しながら、ベランダの網戸をあけた。
「おはよう」
トシエ
「…、あら、帰ってたの?。それとも 帰ってきたのかしら?」
相当 ご機嫌が斜め だ。
俺
「帰るって、言ったじゃん。」
「起こすのも気がひけて…」
トシエ
「そぉですか、通して」
「食べて、すぐ行くんでしょ、あちらに」
「用意 するから」
俺
「ありがと」
「長谷川さんと話をして、来週 火曜 17:00 に、C 駅前。になったから」
トシエ
「そお。あたしは仕事だから、どぉぞ楽しんでらして」
俺
「そんなぁ」
トシエ
「だって、どぉすんのよ?。また休んで、泊まらすの?」
俺
「お願い」
トシエ
「(おじさんの方をみて)何て言うのよ?」
俺
「ゴメン、何か考えよ?」
トシエ
「もぉ!。兎に角、食べて、行きなさい」
「終わんなく なるわよ!」
その通りだった。
明日 明後日と、隣のE市のマンションの引渡し1年目の無償点検で、少なくとも午前中は 潰れる。
月曜一杯で終わらせて、火曜の午前中に 手直しと道具の引き上げ、じゃないと間に合わない。
終わるまでは、トシエにも弘美にも 構ってられない状況だった。
あまり、大きな声では、言えないが、相当 手を抜いた。かなりの 突貫となった。
朝夕の ご挨拶も 素っ気なく やりすごし。
たまに、ジャレついてくる トシエにも弘美にも、殆ど構ってやれなかった。
事情はわかってても、結構 不満のようだった。
あけて、月曜の夕食時。
俺
「トシエ、何とか終わったよ」
「明日は、手直しして、道具 引き上げて、終わり」
「午前中には終わんでしょ。」
トシエ
「そぉ、良かったじゃん」
「あの人(おじさん)には、小川さん(俺の父親)の方で 不幸ができた」
「姉さん夫婦は泊まる らしいけど、私は お通夜だけで勘弁させてもらう」
「けど、帰りが遅くなるから、ディケアには泊まり でお願いしてある」
と、説明したらしい。
何だか、会社をズル休みする時の 常套句のようだが、俺が トシエの予定も聞かずに 決めてしまったのだから、しかたない。
俺
「ありがと」
「嘘までつかせて、ゴメンね」
トシエ
「いぃえぇ、今さら」
俺
「明日、帰りは?」
トシエ
「いつも通り、3時にあがるヨ」
俺
「じゃ、今日の内に お願いしとく…」
弘美と3人で、典子さんを、メチャクチャ 苛めてやろう。
クチには、バイブだろぅが 胡瓜だろぅが 小便だろぅが、何を入れても構わない。
あと、ケツには、指を1本だけ、それ以外は入れない事。
イキそぅに なったら、止める やめる、
要は いかせて やらない事。
典子さんが、自分から 何度も懇願するまで、
おまんこ には、絶対に何も入れない。
徹底的に ジラす!
狂う程、ジラす! ジラしまくる!
あとは、演技だろぅが、マジだろぅが、トシエの好きに して良い!
事を お願いした。
トシエ
「意地悪ねぇ、ホントに狂ったら どぉすんのよ?」
「旦那さんが、怒りだしたりしたら」
俺
「それはそれで、リアリティーが有って いいんじゃないの?」
「下手な こ芝居より いいでしょ?」
トシエ
「それもそぉね。で、弘美さんにも 言ったの?」
俺
「明日 言う」
トシエ
「そお。じゃぁ、お風呂入って寝たら?」
「溜めといた方がいいでしょ?、なにかと…」
「私 片付けてから、まだやる事 あるから」
俺
「何?。おじさんの準備?」
トシエ
「そんなの もぉ終わってるわょ」
俺
「じやぁ、何?」
トシエ
「内緒、オモチャ、作るの!」
「はい、お風呂、行ってらっしゃい」
と 追いやられ、風呂を済ませて、ベッドに入っては みたものの、妄想ばかりが 駆け巡って なかなか 寝付けなかった。
翌日は、何とか午前中で終わった。
弘美とお昼をたべながら、
昨夜 トシエにお願いした事を伝えた。
典子さんを、ジラしにジラして欲しい と。
弘美
「わかった。なんたが ワクワクするね?」
俺
「トシエには、何だか 魂胆が有る みたいだよ」
「聞いても 教えてくんなかったけど」
弘美
「なんだろね?。トシエさん、結構アレだから。
なんだろうね?」
俺
「トシエ、ちょっと、??? なトコ、あるよね?」
「じやぁ、5時に駅だから、4時半に車で」
「着替えて、待ってて」
弘美
「…、何 着てこぉ?」
俺
「今日は 長谷川さん達だよ」
弘美
「そぉね、典子さん、イジメるんだもんね?」
俺
「そぅだ、忘れるトコだった」
「弘美、睡眠導入剤 もってたよね?、1錠 くんない?」
弘美
「何に使う気?、怖い事じゃないよね?」
俺
「そんな、たいした 事じゃないよ、1錠ちょうだい」
弘美
「はい、はい」
ベッドの枕元の小さな引き出し から、ネルロレン と書かれた錠剤をもってきた。
俺
「何だか、いかにも って名前だね?」
「効くの?」
そぅ、言いながらジッポを掴んだ。
弘美
「私は もう 1錠じゃダメかな?」
その、ネルロレンを小袋ごと、ジッポで叩いた。
1錠入った 小さな袋が 少し破けたが、ティッシュにくるんで
「これ、長谷川さんに飲ませて、酒か何かに混ぜて、
半分位でも いいし」
弘美
「旦那さん、寝かせちゃうの?。悪いんだぁ」
俺
「ちがうよ!、寝かせない」
「寝かせたら意味ないでしょ!、眠くて我慢出来ない 位がいいんだけどな?」
弘美
「そぉねぇ、寝られちゃったら つまんない よね。
まかせて!。上手い事やるから」
と、もぅ1錠を潰し はじめた。
(トシエといい、弘美といい、何なんだか?)
俺
「じやぁ、4時半に。」
弘美
「はい。(小袋を振りながら)忘れないでもってくねぇ」
いよいよ、4時半。
3人で車に乗り込んで、C 駅に、向かった。
道が混んでなければ、車なら10分とかからない。
40分には着いた。
が、車なのか、電車なのかを聞くのを忘れてた。
3人で、キョロキョロと探した。
やがて、駅から 長谷川さん夫婦が出てきた。
何泊も泊まる様な、キャスター付きのバッグを引いて。
聞けば、久しぶりに 痴漢ごっこ をと、思ったらしいが、夕方のラッシュには、少し早かったと、2人して残念がっていた。
典子さんは、少し丈は長めだが、前を 上から下まで ボタンで止めるワンピースだった。
コート、春先ならスプリングコートって手も有るらしいが、流石に雨でもない 7月の末にコート はない。
で、梅雨明けからの外出は、もっぱら 前ボタンのワンピース なのだそうだ。
2人をトシエが先導した。
俺と弘美が あとに続いた。
弘美が小声で (アレ、まかせて!。上手い事やるから)
俺は典子さんの後ろ姿を なめ回す様に見ていた。
下着の線が出たモノや、下着が食い込んで 肉が盛り上がった それ とは違う 凹凸が、背中~腰周り にかけて、見てとれた。
助手席に 旦那さんが乗り、女性3人が うしろに乗った。
例のごとく、弘美が予約した 焼肉店に向かった。
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