昨夜は 弘美が寝るベッドに、3人でなだれ込んだ。
足のあたりの重苦しさに、ボンヤリと目が覚めた。
トシエが弘美に (俺の起こし方) を享受していた。
俺は うつらうつら しながら、されるがまま を決めこんだ。
どの位経っただろう、家電が鳴った。
昨夜の弘美を心配した 弘美の旦那からだった。
弘美がベッドの枕元にある子機で でた。
裸で、不倫相手の腕枕で、旦那からの電話にでる。 何だか 昼メロ の様な話だった。
トシエ
「なんだって?」
弘美
「病院いけっ! って」
「おさまった。って言っても、更年期とか体調のかわる歳なんだから とか、受け答えが尋常じゃなかった とか」
トシエ
「確かに 尋常じゃなかったわねぇ(笑)」
弘美
「…もぉ」
バスタオルを巻いて でて行った弘美が、
部屋着に着替えて 戻ってきた。
弘美
「なぁに? 何の相談?」
トシエ
「私 今日 休みなの、昨日 亮に デートしよ!ってさそったの」
「で、湯河原とか、南の方にドライブでも しようか? って」
弘美
「えー、私も連れてって、お邪魔かしら?」
トシエ
「うん、お邪魔(笑)」
「いい? 亮?」
俺
「いいよ、別に」
トシエ
「…だってサ」
弘美
「嬉しい、朝 何にする?。パンなら有るけど」
トシエ
「うん、ありがと」
「亮も 朝はパンだもんね?」
弘美
「亮君、ハムエッグがいい? オムレツがいい?」
俺
「どっちでも、ハムエッグかな?」
弘美
「はい、はぁい」
キッチンに向かった。
朝食を食べながら 服を摘まんで 弘美が
「今日も ご主人様が選んでくれますか?」
トシエ
「何? ゆうべの、亮が選んだの?」
俺
「そうだよ」
トシエ
「だからかぁ」
と、透け具合に納得したようだ。
「じぁ、私も選んでもらお」
俺
「いいよ、おもいっきり透けるヤツ」
朝食を食べ終え、トシエと2人で弘美の服を選んだ。
スカートは昨夜と同じもの。
裏地を切り取ったのには トシエも驚いていた。
上は、みどりがかった薄いブルーの、谷間を強調する為の様に胸元が広くあいた スリーブレスのサテンっぽいTシャツに、それより少し色の濃い カーディガンタイプのサマーニット。
下着は、濃いめのブルーのレースの上下。
と、輪ゴムが2本。
9時に車の前で待ち合わせ。
と、なった。
俺は ジーンズにTシャツに 赤系のチェックのシャツ。
トシエは、クローゼットに有る物の中で とにかく一番 生地も色も薄い ほどんど白にしか見えない黄系のサブリナパンツに 上はなんだったろう?
下着は、濃いベージュだったような?
そんな3人で、まずは 真鶴を目指した。
車中 弘美が 旦那の話をはじめた。
毎月1回帰ってくる事。
帰ってきた夜に 必ず Hスルこと。
シャぶって起たせて、舐められて、唾で濡らされて、挿入れられて、数回 前後して、お し ま い。ただの、義理マン にしか思えない こと。
まるで、ダッチワイフか、生身のオナホ の様に思える 不満。
旦那はきっと、「俺は浮気はしてない」アピール の、つもりで いる様に 感じること。
最終で帰ろうと、始発で帰ろうと、「疲れてる」なんて、言ったためしがない。
それが かえって あやしい。
「それって、どぉ思う」
と、いった内容だった?
俺は、(あんたは どぉなのよ?、俺に合鍵まで渡した あんたは?) と思い、適当に受け流したが
トシエは
「それは、あやしい。」
「絶対 いるわよ」
「一度 抜き打ちで 行ってみなさいよ」
「合鍵 ないの?」
と、かなり親身に、受け答えをしていた。
「女って判らん」って、つくづく思った。
真鶴の岬の駐車場に向かう坂を 登り始めた頃に、ポツポツと雨がフロントガラスに落ちてきた。
天気雨 と言うやつだろうか?
トシエと弘美が
「やだ、降ってきた?」
「天気いいもの、すぐ止むわよ」
などと言っていた。
お土産屋さんの前の駐車場に着いても、まだ雨は落ちていた。
どっかの議員さんの、票集めだろうか。
小さめだか、新しそうな、何とか後援会 と書かれたバスが2台止まっていた。
ごくごく小雨だか、止みそうにもない。
俺は弘美から、ニットを剥ぎ取り、車から降ろした。トシエも あとから降りてきた。
強調された谷間。
右側だけ 輪ゴムで 尖らされた乳首。
ハッキリ透けて見える パンツ。
どぉ見ても、見せたがり 露出癖の弘美。
弘美ほど過激では無いにしろ、パンツまる判りのトシエ。
そんな2人に当たる雨が、レースの柄まで判る程 2人を透けさせた。
お土産屋さんの中に入って、あれこれと物色した。
店の中には、結構 年配の 男女40人ほど 居ただろうか。
2人に、とりわけ 弘美の 谷間と乳首とケツに注がれる オヤジ達の好奇の目。
片手で クチ元を押さえ、眼球だけを上下させ、
「お下品」と言わんばかりの、オバサン達の冷ややかな視線。
どちらも、特に弘美には 充分な刺激を与えてくれた。
俺は トシエから バッグを取りあげ、手を突っ込み、2つある リモコンのスイッチを順番に入れた。
最初にブルったのは トシエだった。
俺の横で (ヒャッ) と声を漏らした。
前かがみになり、クッキーだか、サブレだかを見ていた弘美が 突然しゃがみ込んだ。
飛びッ子のスイッチを、入れたり切ったりしながら、店内を徘徊させた。
突然しゃがんだり、いきなり止まったり する2人に、(大丈夫ですか?)と声をかける店員さんもいたし。
執拗に弘美の後ろを歩く オヤジもいた。
何人かで 2人の方を見ながら ヒソヒソ話をする オバサン達もいた。
何を買うわけでもなく、店を出た時には 雨はほとんど降ってなかった。
トシエには、飛びっ子と一緒に デジカメも持たせていた。
俺と弘美の2ショットの内の何枚かは、俺の顔が判別出来ない程度に撮影しろ と言ってあった。
店から 岬の先端にある台場 まで、撮影会となった。
トシエと弘美、俺と弘美、俺とトシエ、それぞれの2ショットを何枚か撮影し、デジカメをチェックした。
俺
「トシエ、これじゃ顔が判らなすぎるよ、もう少し こう…」
トシエ
「もぉ、なかなか難しいのよ」
俺
「そこを、お願い」
トシエ
「そんなの何に使うの?、どうせ また何か企んでんでしょ?」
俺
「うん、あとで、楽しい事。」
つづいて、台場での撮影会となった。
一通り2ショットを撮ったあと
俺
「はい、じゃぁ、記念に そこでキスして」
2人して
「えぇっ、ここで?。キスするの?」
俺
「…するの?。じゃなくて するの!」
と、トシエのバッグからスイッチをとりだした。
俺
「はい。人がきちゃうよ」
2人して
「もぉっ」
本当に軽い キス だった。
俺
「そんなん、誰が教えたよ!」
と、スイッチを入れた。
キス の時から 誰か来る様な気配はあった。
誰か来てくれ と、願っていた。
「ゆうべ みたいに!。ほら!」
ベロを吸いあい、唾をたらしあう、トシエと弘美の ベロチューがはじまった。
飛びっ子が効いたのか、
トシエは弘美の胸まで揉みはじめた。
2人の息が荒くなるのが分かった。
俺の後ろで 足音が しだした。
(まってましたぁ) 心の中で叫んだ。
話声から想像するに、男女 4人か5人位だろうか?
俺に近づくにつれ、ザワツキだすのが分かった。
トシエと弘美も、2人のゾーン に入りそうだ。
俺は、俺に近づく奴らは お構い無しに、動画モードのシャッターをおしつづけた。
男女数名が俺の横に並んだあたりで、1人のオヤジが、「お盛んですな?」と、声をかけてきた。
それを聞いてたオバサンが、わざとらしい 大きな咳払いをした。
ようやく トシエと弘美が 気付いた。
2人とも、ルージュの落ちた唇と、よだれの垂れたクチ元を 手で拭いながら、恥ずかしそうに戻ってきた。
俺
「この2人 そうなんです。」
「いつも、俺 そっちのけ で、」
「ゴメンなさいね。」
と、男女の間を割って帰った。
車に乗って
「やっぱ、そおだろ?。とか」
「淫乱て、居るのね。とか」
「あんな格好、変態 なのよ!。とか」
「どこでも サカるのね、猫じゃあるまいし。とか」
「まだ、気づかねぇよ。とか、散々 言われてたよ。」
「でもサ、気持ちよかったんだろ?」
「弘美、これ持って 後ろに行けよ。うしろで つづき をどぉぞ」
と、スイッチを手渡した。
弘美
「はい。ご主人様」
弘美はウォークスルーから後部座席に移った。
俺がエンジンをかける より、飛びっ子のスイッチが入る方が先だった。
堰を切った様な トシエの あえぎ声が響いた。
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