暫く オバサンどうしの会話がつづき。
おじさんを気遣ったのか、次なる展開を期待したのか。
弘美さんが
「そろそろ、お開きにしますかぁ?」
トシエは携帯に何かを打ちこみ、おじさんの腿の辺りを叩いて、見せた。
おじさん、何度も頷きながら
「はい。ありがとうございました。美味しかった。久しぶりに楽しかったです。ありがとうございました」
弘美さん、頭を下げ
「こちらこそ。トシエさんも、亮君も、ありがとね。」
それが、偶然なのか、狙いなのか、俺と弘美さんの間にあるバッグを、上体だけ よじって
何やらさがしている。
谷間 が目に飛び込んできた。
弘美さんは、大きくて、ぶ厚い財布を取り出すと、テーブル下に設けられた、専用の置き場から伝票を取り出して、お尻を横にずらしながら、
「亮君、ゴメン。バッグお願い。」
と言うと、向こうを向いて立ち上がった。
俺も、バッグを片手で持ちながら、弘美さんの様に、尻をずらしながら、長椅子を移動していた。
弘美さんの、キャァとも、ワーともつかない声がした。
伝票を落とした様だ。
見ると、伝票を前かがみで拾う、弘美さんの 大きな尻があった。
トシエも、尻だけは 結構あるが、それよりも デカい。
ロングタイトに包まれた、弘美さんの尻に、あるはずの モノ が見当たらない。
目だけを上下させた、が、無い。
線、が出るのを気にして ガードルの様な物を履いたのか、それとも 履いてないのか、線 が、無い。
伝票を拾った弘美さんが上体を起こす。
先程までは、ブラウスに隠されて いたのだろう。
小さい、三角の、線 がみえた。
(T)かい!
トシエより、3つ上、52のオバサンが(T)を選んだ事が、妙に エロく思えた。
弘美さんは、俺達を 車で待つよう促した。
店のそとで、トシエが、おじさんの背中を押しながら
「先行ってて」
俺は、おじさんを後ろに乗せ、フロントガラス
越しに見ると、トシエが財布を出していた。
が、弘美さんは、受け取らなかった様だ。
駐車場に着き、4人が車を降りた。
弘美さんは、おじさんの右手を両手で握り、上下させながら
「ありがとうございました」
おじさんは、その仕草だけで、察したのか
「ありがとう」
と頭を下げていた。
一瞬、聞こえてないよね? と、ドキッとした。
弘美さん
「トシエさんも、亮君もありがとね」
「トシエさん、メアド教えてねー」
「じぁ、おやすみなさい」
俺の、ドキドキも 期待も 呆気なく消えた。
と思った時、弘美さんが
「亮君、今度 デートしてねぇ、おやすみぃ」
と言いながら歩きだした。
俺
「いいっすよー、これからでも、おやすみなさい」
と、相当 本気の、社交辞令で 返した。
トシエに、尻を ひっぱたかれた。
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