母と向かい合って湯船に浸かります。ここで、予定外の展開になりました。目の前の女性が母だったのです。頭の中では、色んな想像もしていました。
しかし、現実は母でした。お互いに意識はするけど、顔を背けたまま。無言の時間だけが過ぎていきます。母と子が一緒にお風呂に入れば、こうもなります。
やっと話す会話は他愛ない話。時間が過ぎれば過ぎる程、現実に戻されます。
湯船にから出て、身体を洗い始めました。母は向こうを向いたまま、自分の身体を洗っています。淡々と時間が過ぎていきました。
何度も目の前の、母の身体に手を伸ばし掛けました。しかし、いざとなるとなかなか触れられないものです。それぬ、母はそれを求めているのでしょうか?
身体を洗い終え、再び湯船に戻ります。時間も経ち、この異様な空間の雰囲気にも少しですが馴れてきました。
「何年ぶりかなぁ?」、初めて発したかも知れません。「もう、わすれたわぁ。」と母が答え、少し会話が始まりました。
残念ですが、これはもう母と子供の会話でした。しかし会話中に母が見せた顔。僕が何かするのか、何もして来ないのか、を探れないでいるようでした。
「もう、風呂を出よう。」と思い、先に立ち上がりました。本当に出るつもりでした。見えたのは、半分勃起した僕のモノ。
それに気づき、顔を背けた母の姿でした。母は気にしないように横を向きます。目の前に立つ僕が、出て行くのを待っているようでした。
立ち止まった僕に気づき、こちらを向き直します。やはり、勃起したモノが視界に入り、母の目線はそれを避けるように僕の顔に向けられました。
おかげで、目が合いました。「触ってくれん?」、不思議と自然に言えました。母の目が一瞬、「ついに来た。」と言いました。
僕の顔、僕の股間に視線を合わせられなくなった母は、そのままうつ向きました。しばらくして、「触ってほしい…。」と再度言います。
時間にして20秒くらいだったでしょうか。とても長く感じました。意を決したように顔を上げ、姿勢を正し、そしてゆっくりと手が延びてきました。
真っ白な母の手が、僕のチンポを握りしめます。すぐに手が動き始めました。半勃ちだったモノも、すぐに一回り大きくなります。
最初こそ、股間を見ていた母ですが、すぐに横を向き、無言のまま、手だけがリズムよくシコシコと動いていました。
これは手コキではなく、単なる作業であると自分に言い聞かせるように、僕にはそう見えました。
頭に描いていたことが、ついに現実に目の前で行われている。不思議な感覚でした。言い過ぎかもしれませんが、夢のような時間が進んでいました。
母の手により、僅か1~2分で限界が訪れてしまいます。「ハア、ハア、」と息をしてしまう僕。
気づいた母は目線を戻し、僕の足に手を掛けました。すると、母の目が手は加速を始め、一気に射精を促します。
すぐに、真っ白な液体が飛び出し始めました。その液体は、湯船に飛び散り、もちろん母の真っ白な胸元も汚しました。
射精を終えた僕の脱力感、母もやってしまったという罪悪感、射精をさせ終えた満足感、いろんな感情が入り乱れていました。
母は何も言わずに、再び汚れた湯船に浸かりました。顔は横を向き、僕が出ていくのを待っているようでした。
それに応えるように、風呂場を後にしました。
※元投稿はこちら >>