「もう大丈夫。きっと、母も僕を待っている。」、そう確信はしていました。ただ、いざとなるとやはり母親に見えてしまい、それがジャマをします。
僕も焦っていました。
そんな日曜日でした。母を車に乗せ、スーパーへ買い物に出掛けました。主に食料品を買い、家に戻ります。外の天気は怪しく、やはり降って来ました。
雨は次第に強くなり、家に着く頃には激しく降っていました。駐車場に車を停め、玄関までの約15mを母とダッシュをします。母がカギを開け、荷物を持った僕がそのまま飛び込みます。
とてもスムーズでしたが、二人とも予想以上にズブ濡れになりました。タオルを手にした母は、びっしょりの髪から流れ落ちる自分などに気にせずに、
先に僕の頭をタオルで拭き取ります母の。顔を見ると、びっしょりで雨が流れ落ちています。いつもそうです。自分より、他の方なんです。
母のシャツも濡れて、ブラジャーのラインもクッキリです。僕を拭きながらも、母と視線が何度も合いました。
そんな母がいとおしく思い、抱き締めてしまいました。タオルで拭く母の手も止まります。母の気配から「ついに来た。」と感じています。
僕の唇は真っ直ぐに、母の唇に向かいました。あっという間に重なり、母は身を任せました。「おばさんの匂い。おばさんの唇。」そんな感触がありました。
重ねるごとに、この匂い、この雰囲気が母親のものだと分かります。僕は母とキスをしてしまったのです。
母が身を任せた為に、唇は奪い放題になってしまいました。やめ時も、どこかわからなくなります。
母の顔を見ました。目を閉じて、僕のキスをしっかりと受けとめてくれています。
母親に対して、僕の中に変に歪んだイメージがありました。真面目な母に、女のイメージが湧かないのです。
この人、キスとかするのか?イヤらしい言葉などいうのか?喘ぐ声など出すのか?そもそもセックス自体するのか?と思っていた程です。
しっかりとキスに応える母に、「この人も、普通の人間なんだ。」と再認識させられます。
一旦唇が離れて、再び重なった時に、母は口の中に異物を感じたと思います。僕の舌が入っていったからです。
母は一回目を開き、僕の舌に対処をします。母の舌と絡みました。母の唾液を感じます。もう、どちらの唾液か分かりません。
そして、「母もこんなキスするんだぁ。それに上手い。」と分かります。とても感じる、大人の女性のキスです。上手くて、勝てないと思いました。
5分近く重なりました。少し落ち着きました。「早く、身体拭かないと。」、この母の声で現実に戻されました。
母のキスを感じ、あらためて「この人も女なんだ。普通にキスもするし、普通に男も欲しがるんだろう。」と思います。
※元投稿はこちら >>