「総会に行きます。ごはん作ってます。」
ある日、会社から帰るとテーブルの上に、母親が書いた書き置きを見つけた。町内の総会に出掛けているらしい。だとすると、帰宅は9時半くらいになる。
母親の不在を待っていた僕は、すぐに母親の寝室に向かった。寝室の探検がしたかったのだ。中に入り、ゴミ箱を覗き込んだ。からっぼ。
ところがすぐ近くに、口をキツく縛ったビニールの袋が置いてあった。怪しい。すぐに口を開くと、中からピンク色のディッシュがドッサリ出てきた。
すぐに、男性のアノ液の匂いが広がる。汚いと思いながらも、ディッシュを出していく。更に丸めた重いいディッシュが出てきた。
開くと、これも口をしっかりと縛ったコンドームが出てきた。現物を見たのは初めてだった。先端には、白い液体が溜まっていた。
今井さんのだろうと直感する。まだ何かある。出てきたのは、ストッキングだった。広げてみると、何ヵ所も破られていた。
手にしたストッキングは、どこか全体的に湿っている。股間の辺りからだろうか。
母親の布団を目繰り上げた。シーツの中央が液体で黄ばんでいる。僕は、急いで1階に降りて、洗濯機の中を覗き込んだ。何もない。
再び寝室に戻り、布団を剥ぐってみた。布団の中から、紫のパンティが出てきた。洗濯機の中にないはずだ。
手に取ると、グッショリと湿っている。中央部を触るとまだベットリとしている。匂いを嗅ぎ、思いっきり吸ってしまう。
今日、ここで母親に何かあったのは間違いなかった。
自分の部屋に戻り、録画したものを再生してみる。やはり、お昼2時頃に母親と今井さんが現れた。楽しみに見るつもりが、飛ばし飛ばしの再生となった。
映像の母親は、やはり紫のパンティを履いていて、ストッキングもちゃんと破られていた。そのままでした。
何より、母親を取られたのがショックだった。
10時近くなり、母親が帰宅する。本当に総会に行ってたのかどうかは知らないが、普段と変わりない母だった。
僕は先に部屋に戻った。遅れて、母親が自分の寝室に消えた。寝室に消えた母親が、何かドタドタしてる様子だったが、気にしないで眠った。
次の朝、母親が階段を駆けあがり、僕を起こしに来ている。しかし、僕はすでに目を覚ましていた。「起きなさいよ。」と僕に声を掛けた。
僕は背を向けたまま、「う~ん。」と返事をする。しかし、母親の方を見なかった。あえて見なかった。
母親は、慌てていたと思う。目の前に、これ見よがしにあのビニール袋が置いてあったからだ。袋を手にし、逃げるように出ていってしまった。
変な緊張感の中、朝食をとった。少し耐えきれず、その場を逃げるように会社に向かった。
会社では、「やっちまったなぁ。」と後悔もしたが、何より家にいる母親の心境が気になった。朝、母親が慌てて持って出たビニール袋。
開けた母は驚いたと思う。その中には、入っているはずもない紫のパンティが入れられ、その中央部は朝に僕が出した2回分の精液を受け止めているのだ。
それを見た母親はどう思うだろうか。
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