「タッ君の方はどうだったの?楽しかった?」「楽しい訳ないっしょ…お酒呑めなかったし、巨大な奈良漬けを2人も運んだんだから…」「えっ!?奈良漬け?」「そうだよ…1人は課長でもう1人は」と言って由紀を指した。「私?」「そうだよ…検問で疑われたんだから」「マジっすか?申し訳ねぇっす…」「あっちこっち送ったり迎えに行ったり大変だったんだからな…」「すみません…反省してます」「余り飲み過ぎないでよ?」「はい…以後気をつけます」と小さくなった。「帰ってきて意識ない人を着替えさせるのどんだけ大変だったか」「ホントにゴメン…でも次同じ事なったら着替えさせなくていいからね?」「うん…そうする…風呂入ってサッパリすれば?」「うん」と言って由紀はシャワーを浴びに行った。出てきて「凄い体が浮腫んでる」と言った。確かに由紀の言う通り少し浮腫んでる感じがした。…その夜寒い中の場所取りと色々気を使ったせいか、俺は風邪をひいて38℃の熱が出た。「タッ君大丈夫?寒くない?」と由紀は心配してくれた。
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