「他の子は?」「駐車場の車の中で寝てる」「そうなの?」「うん…ジャンケンで負けたから…」「そうなんだ…あっ?そろそろ私行くね…」「どこに?」「ウチの新人君の所、タッ君と同じ様に待ってると思うから…」「そっか…ソイツ格好いいの?」「どうかな…まぁ…イケメンに入る方かも…あっ?…もしかして妬いてる?」「うん…ちょっと」「フフっ…大丈夫よ…じゃぁ…帰る時また来るね」「うん…じゃぁね」そう言ってキスをして由紀はそっちに向かった。ビルの隙間から朝日が顔を出し少しずつ暖かくなった。20分程すると他の2人が来た。話しをしていると由紀が戻ってきた。「あっ…おはようございます。いつもウチの竜也がお世話になってます」「あっどうもこちらこそ」2人は驚いていた。俺は紹介した。「こっちが新見でこっちが芹沢…で、この人は俺の叔母の由紀さん」「どうも」由紀は座って2人にコーヒーを出した。2人は恐縮しながら飲んだ。由紀が帰ると「あの人幾つ?」と聞かれ「42だよ」と言うと「嘘っ!?凄ぇ美人じゃん…」「とても40過ぎには見えねぇ」と興奮気味に言った。
※元投稿はこちら >>