朝、由紀にキスされて目が覚めた。俺の隣りで頬杖を付いて俺の顔を覗き込む由紀がそこにいた。「タッ君おはよう」「んっおはよう」俺は由紀を抱き寄せた。由紀は嫌がる事なく俺の胸に頭を乗せた。俺がニコニコしてると「どうしたの?ニコニコして」と聞いた。「んっ?…子供の頃から大好きな人が目の前にいるから…嬉しくて…」「フフっ…そんなに大好きなの?」「うん…宇宙一大好きだよ」「嬉しいな…」と言って由紀はまた胸に顔を埋めた。暫くしてから由紀は起きて「仕事に行かなくちゃっ」と言った。由紀は週4日事務員の仕事をしている。「さっ…ご飯食べよう」と言って部屋を出て行った。…朝食を採りながら「何時に終わるの?」と聞くと「5時半には帰ってくるよ」と答えた。「じゃぁ…俺が夕飯作るよ」と言うと「ホント?出来るの?」と言った。「出来るよっ」と言うと「じゃぁ…楽しみにしてるねっ」と笑顔で言った。由紀は着替えた。黒の膝丈のスカートに黒のストッキング、Yシャツにチェック柄のベストだった。「似合ってるね…凄いセクシーだよ」と言うと顔を赤くした。
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