荷物を解き服を押し入れのボックスに仕舞いスーツをハンガーに掛けこれも押し入れに仕舞った。。殆ど荷物はないのですぐに終わった。ベランダに出て景色を見ると小屋があった。下に降りて庭の小屋に行く。そこは車庫だった。由紀が使う軽とその奥に原付があった。その原付を引っ張り出し見て見ると埃だらけだった。庭から由紀を呼ぶ。「お姉ちゃ~んっ…ちょっとぉ」奥から由紀が来た。「何?」「コレ使ってないの?」「それ旦那のだったの」「貰っていい?」「いいけど動く?」「鍵は?」「ちょっと待ってて」と言って鍵を取りに行った。すぐ戻って来て受け取りスターターを押した。エンジンがかかった。「貰うね?」「うん」エンジンを止めて由紀が濡らした雑巾とバケツを持って来た。俺は原付を綺麗に拭いた。「もう半年位乗ってなかったから汚いでしょ?」「使ってたんだ?」「うんちょっとした用事の時にね…近場なら車よりいいし」と言った。椅子を開けると半ヘルが入っていたのでそれも貰った。俺は原付を買おうと思っていたので買わずに済んでラッキーと思った。
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