『アッ!アアッ!ユウト!イイッ!ユウト!ユウトぉ!』
「ねぇちゃん!イキそ…イク…イクッ!!」
3歳になる女の子が寝ている隣で、お腹の大きな姉を抱いている。
引っ越してきた場所は方言のキツいところで、はじめのうちは何を喋っているのかわからなかった。
でもそこに住んでみて毎日そこの言葉を聞いていればだんだんとわかるようになり、話せなくても理解できるようにはなっていた。
自分たちから何か言わなくても、常に一緒にいるので周りからは夫婦に見られ、子供も生まれれば誰もが夫婦だと思ってくれるようになった。
仕事は季節もののためオフシーズンは特にする事もなく、毎日飽きずに姉とセックスに耽っていれば子供が出来るのもすぐだった。
2人目は男の子らしく、奇しくも俺と姉と一緒になってしまった。
『どーする?私たちみたいに姉弟で関係持っちゃったら?』
「ん?それはそれで。」
『そだね!ユウトは自分の子供としたいと思う?』
「えー…。なんで?」
『ママ友と話すると意外と多いよ?息子が将来大きくなったらそーゆー事考えちゃうって人』
「へぇ…。ねぇちゃんは?」
『え?……それ聞く?』
「……いや、愚問だね」
『フフフッ。縛ってもいっかいする?』
「……それ聞く?」
『愚問だね!フフフッ!』
おわり
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