夕方、姉は帰って来るなりベッドに潜り込んで泣いていた。
声をかけてもずっと泣いているばかりで、なにがあったのか聞けずに夜まで待っていた。
夜中にやっと起きあがった姉は手に何かを握りしめて俺に聞いてきた。
『ユウト、もうやめよう。あいつらの言いなりになって我慢するのやめよう?もうヤダ!もうゆるせない!絶対!』
「……なにがあったの…?」
泣き腫らした目にさらに涙を浮かべながら、姉は握っていた手を開いて俺に見せた。
そこには死んだ父と母の結婚指環が重なっていた。
姉は学校帰りに沢田の家に行くと伯父と橋本も揃っていて、いつものように縛られやられていたらしい。
いつものように…と思っていたら伯父が指環を取り出して見せ、笑いながらそれを姉の穴に入れたらしい。
そのまま3人続けて指環の入った姉を犯して中に出し、精液まみれにしたそうだ。
泣きながら話す姉は本当に悔しそうに唇を震わせていた。
「オレももうイヤだ。今日チハルに………」
俺も昼間あった事を話すと、姉は俺を抱きしめながら泣いた。
姉も俺と同じように従姉の前でオナニーさせられ写真を撮られ、顔の部分だけ切り取られて学校に貼られたらしい。
『もう…まとめて復讐してやる………』
「復讐?」
『そぅ。もう絶対赦さない。パパとママまで巻き込んで……絶対に赦さない!』
姉は見たことないくらい怖い顔で指環を握りしめていた。
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