《姉弟とか……キモッ!》
従姉は俺達を見下した目で写真をむしり取るとボソッと呟いて部屋を出て行った。
『……どうしよ…』
「………伯父さんに言う?」
『言っても……』
「でもお金なんてないよ?」
『パパとママのお金……伯母さんに言って用意してもらえば…なんとか…』
「だめだよ!そんなのに使ったら……」
『ウン……そうだよね……。チハルと話してみるよ。』
「うん。」
いきなりの事でパニックになっていた。
従姉の部屋とは離れていたから大丈夫だと思っていたけど、部屋同士はベランダで繋がっていて簡単に行き来できる造りだったせいで全部バレていた。
それから伯父や伯母がいない時に姉は従姉と話をしようとしたが、カネカネ言うだけで全然話を聞いてくれなかったらしい。
数日して姉は一人で沢田の家に呼び出され、俺だけ学校から帰って一人でいる時に従姉がまた部屋に来た。
《お金の代わりにひとつ言うこと聞いたら割り引いてあげようかぁ?》
「え…?どんな事?」
《サヤのパンツ被ってオナニーしろ。今。ここで。全裸で。出来る~?アハハッ!》
「……したら減らしてくれるの?」
《まぁね~!》
「わかった」
それまでさんざん他人の前でいろんな事をしてきたので、裸でオナニーも全然抵抗なくなっていた。
すぐに全裸になり、タンスから姉のパンツを取り出して被りオナニーを始めた。
従姉を観ながらモノをしごいて、もうすぐイクという時に突然従姉は俺にカメラを向けて何枚も写真を撮った。
《アハハッ!バカだねぇ!自分からまたネタ作ってくれたし!》
「え……?」
《この写真も追加ね~!アッハハハ!あんたら姉弟揃ってホントバカ!》
従姉は笑いながら部屋を出て行き、騙された俺はその場で動く事が出来なかった。
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