時間は朝9時を過ぎたところで、姉は自分のベッドでまだ眠っていた。
記憶が曖昧で、部屋を見回すと机の上に置き手紙があった。
"2人共すごく可愛かったよ。
後処理はしといたから安心して。
オモチャは一番下の引出しにまとめて入れておいたから。
またお邪魔するからよろしくね。橋本”
どうやら姉とした後そのまま眠ってしまったらしい。
橋本が俺たちの世話をして寝かせてくれたことはわかった。ただ記憶がない不安と、覚えている時の事が自分でも衝撃的で混乱していた。
『ユウト?』
「あ、ねぇちゃん…おはよ…」
『おはよ。どしたの?』
「え?…あぁ…ねぇちゃん昨日の事覚えてる?」
『………ウン。ん~…変になった…』
「ねぇちゃん自分で服着たの?」
『ううん、違う。ユウトが着せてくれたんじゃないの?』
「違う。…たぶん橋本。これ見て」
姉に手紙を渡すと、さっと読んだ後に深呼吸してニコっと微笑んだ。
『根はいい人なのかな…あの人。……ユウト大丈夫?どこか痛いとこない?』
「だいじょぶ。ねぇちゃんは?」
『ん……おまたがヒリヒリする…けど、大丈夫。』
「そっか。…………気持ち……よかった……ね…」
『………そだね…』
「…なんかさ、……もっと気持ちよくなりたいって…思っちゃった。お尻の穴…すごい…………気持ちよかった…から…」
『そっか。私もだよ。………なんか……いろいろされるのがさ……いいって思っちゃうよね…』
「……うん。」
『ユウト、………どうしたい?』
「どうしたいって、これから?」
『そう。あの人たちの言いなりでいるのか、それとも……』
「……ホントは言いなりなんかイヤだけど………でも言うこと聞いてれば………もっと気持ちいいのかなって………」
『そっか。……私も一緒。嫌って気持ちもあるけど…気持ちよさのが上回っちゃってる。しかもね……』
姉は自分の机の引出しから薬が入った袋を取り出して見せた。
『これ、赤ちゃんが出来なくなる薬だって。昨日渡されたの。』
「え………変な薬?」
『ううん、避妊薬って言って、ちゃんとした薬。……赤ちゃん出来なくて気持ちよくなれたら……ね……もぅ…さ…』
「うん、いいよ、だいじょぶ。だいじょぶ。」
『うん…』
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