「みなみ、フェリーはラブホじゃなんだよ」函館のフェリーターミナルでレンタカーに乗り込んで僕は言った
「わかってる、でも我慢できないと思って、ノンもしたかったでしょ」
「確かに、さすがお姉ちゃんだね」
「そうよ、お姉ちゃんの言うことは聞くもんですよ」
「はい」僕は車を走らせた
「そこ曲がってすぐだから」僕らはバーガーショップに入った
「ここ改装して大きくなった」バーガーショップは大きなレストランといった感じだ
「ここにノンを連れてきたかったんだ~」席に座ると姉は楽しそうに言った
「ここのチャイニーズチキンバーガーは最高よ」メニューに著名な料理評論家も絶賛とあった。確かに絶品だった
「最高でしょ、次もノンに喜んでもらえる絶景よ」
「みなみ、ほんと僕のこと好きなんだね」
「そうね、いつもノンと一緒だったらって考えてるかも」僕は姉の手を握りしめた
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