母は僕たちをソファーに座らせた
「みらいはお昼寝の時間ね」そう言って里帆さんはみらいを連れ出した。
「ママ、あなたたちに謝らなくちゃいけないの」母は珍しく神妙な顔をした
「あの男を仕向けたのはママなの」僕は絶句した。姉を凌辱した男達を母が差し向けたとは…
「わたしはなんとなくわかってた。だからなおさら…」姉がすすり泣いた
「みなみ、ごめんね、ママがいけないの、泣かないで」
「お姉ちゃん」僕は姉の髪を撫でた
「ノン、わたしのこと嫌いになったよね」泣きじゃくる姉を僕は抱き寄せた
「嫌いになんてならないよ」
「ノンちゃんありがとう」母が優しい笑みを浮かべた
「ねぇ、みなみ、あなたノンちゃんの赤ちゃん欲しいんでしょ」姉は母の言葉にうなずいた
「ノンちゃん、お姉ちゃんにも赤ちゃんプレゼントしてあげて。」
「ママ」
「あなたは優しい子だから、お姉ちゃんのことも愛してあげて」
「わかった」僕は微笑んだ
「ノン、いいの?」姉が顔をあげた
「いいよ」僕は姉と口唇を重ねた。母が僕たちの頭を撫でた
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