「お姉さん、ノンちゃんにおやすみってメッセージ入れたのに既読にならないの」
「そっちは早くも成果が出たみたいね」
「成果って」泣き出しそうな里帆の頬を美保は優しく撫でた
「光之が調教した女の子にノンちゃんを寝取ってもらっているの」
「そんな、お姉さん、ひどい、わたしの大切なひとを」
「あなたにはわたしがいるでしょう」美保は里帆に口づけた。
「何、興奮してるの、あなたも寝取られ願望あるのね」
「ごめんなさい、お姉さん、いま凄いドキドキして、身体があついの」
「もう、さっきしたばかりでしょ」
「おねがい、もう一度」
「あら、みゆうから」美保がメッセージを読んだ
「お兄ちゃん連絡とれないですって」全裸でソファーに横たわり、美保の膝にじゃれついている里帆に美保は言った
「お兄ちゃんは新しい彼女のところにお泊りよ」美保はメッセージの内容を読み上げた
「な~んだ、心配してそんした」
「今度はみなみからだ。ノン、メッセージ既読にならないだって、もう、里帆みたいなこと言ってる」里帆が微笑んだ
「みなみちゃんノンちゃんのことが好きなのね」
「もう、あなたライバルなんだからね」
「わたしにはお姉さんとみらいがいるから」
「可愛いこと言うのね」美保はそっとキスした
「里帆と一緒に寝てるよ、スマホの充電切れたみたい」
「よかった、心配しちゃった」みなみのメッセージが終わった
「もう、今度は光之からだ、今メッセージがきてもう一度会って、母の昔のこと聞かせてください、だって、明後日会うことにしたって」
「みなみちゃん、大胆ね」
「みんな頑張ってるわね」美保はほくそ笑んだ
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