翌日、僕は姉に連絡を取った。
「ノン、昨日はごめんね、お姉ちゃんどうかしてた。危険日だってわかってたのに。何回も何回もノンを求めちゃって」
「僕、お姉ちゃん好きだから、いっぱいしたかったから」
「うん、嬉しい、お姉ちゃんね、ノンの赤ちゃんが欲しいんだ。だって、みらいを見るたびに、こんな可愛い子が産まれるんだと思うと、どうしてもノンとしたくなっちゃって。大人げないよね」
「お姉ちゃん・・・」
「もう心配しないで、アフターピル使うから」
「そんなのもってるの?」
「うん、教授がね、ゼミの学生にいざっていうときのためにって特別にくれたの」さすが女子医大と僕は思った
「お姉ちゃん、またいっぱいしたいな」
「そうね、今度は安全日に二人で旅行に行こう」
「うん、それじゃ」僕は気分が晴れた
「あれ、ノン君」キャンパス内で後ろから声をかけてきたのは文学部で年上の美由紀という学生だった
「ねえ、今日お茶しない?」
「うん、いいよ」僕は姉のこともあり少し気分を変えたかったのだ
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