4人で食事をした。姉はみらいが可愛いくて仕方がない様子だ。頭を撫でたり、頬にさわったり
「みなみちゃん1ヶ月ぶりくらい」里帆さんが尋ねた
「そう、最近研修とか多くて疲れちゃってあまり外に出ないから」
「その髪型が可愛いね」
「里帆さんに初めてメイク教わった時の里帆さんの髪型をアレンジしたの」姉は高校生の時に里帆さんと一緒に生活していた。そこで女子力を磨いたのだ。
「みらい、おいちいですか」里帆さんは娘に微笑みかけた。美しさは健在だ。
「ノンちゃん、さっきからお姉ちゃんばかり見てるわよ」
「えっ、そんなことないよ、いまだって里帆さん綺麗だなって思ってたし」僕は慌ててサラダを口に運んだ
「パパおいちい~?」みらいがタイミングよく尋ねた
「おいちいよ」僕はみらいの頭を撫でた
みらいが昼寝したので僕と姉はマンションを出た。エントランスを出てすぐに手を繋いだ
「子供って可愛いね」恋人の様に寄り添いながら歩き姉が口を開いた
「そうだね」
「わたしも早く子供欲しいな~」
「ええ、意外」
「何でよ」姉は頬を膨らませた
「相手はいるの?」
「ここにいるじゃない」姉は僕の鼻を軽くつついた
「僕」
「そうだよ、ノン意外にありえないよ~」
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