翌朝、姉のみなみが里帆さんのマンションにやってきた。姉はひとり暮らしをしている。
「みなねぇちゃん~」娘のみらいの声が遠くに聞こえた
「みらいちゃんおはよう、また可愛いくなったね」姉の声がした。
「いらっしゃい、みなみちゃん」里帆さんの声
「お母さんは病院に行ったの?」
「ええ、気になる患者さんがいるからって」母は婦人科の部長で、休みはほとんどない
「みなねぇちゃん、パパならいるよ~」みらいの声が響く
「そう、パパいるの、良かったね~、パパ優しい?」
「パパ、まだ寝てるよ」
「あら、パパはねぼすけね」
「パパちんちんおっきかった」
「こら、みらい、そんなこといっちダメよ」
「どうして」
「女の子がちんちんとかいったら恥ずかしいよ」
「は~い」
「パパおこしにいこうか、みなちゃん」
「うん」
姉に抱かれてみらいが入ってきた
「パパ、おきて」みらいがベッドのわきに来た
「みらいがチューしてくれたらおきるよ」僕はふざけて言った
「パパ、チュー」みらいが頬にキスをしてくれた
目を開けるとみらいの笑顔のすぐそばに姉の笑顔があった
「おはよう、ノン、相変わらずねぼすけね」
「お姉ちゃん、おはよう。みらいおいで」僕はみらいを抱っこした。姉は少し髪型が変わっていた。姉のほんの少しの変化も僕には新鮮に映る
「みらいもパパと一緒にねんねしよ」僕はふざけて娘を毛布ののかに引き入れた。
「もう、パパ起きなさい」みらいが言った
「はい」僕は起き上がった。
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