僕は中学に入ったころ、股の間にはまだ陰毛はまったく生えてきませんでし
た。体も小さかった僕をからかって、悪友が僕に言いました。
「おいキンゴロウ。お前どうやって子供作るか知ってるか?男のチンコを女
のマンコに入れるんだぜ。すげえ気持ちがいいんだぜ!」
(え?そんなことすんの!?)
「だからまだオンナのいないオトコは自分のチンチンこすってセンズリで我慢
すんだぜ。キンゴロウは子供だからまだ知らないだろ。ハ、ハ、ハ」
(え?センズリっていうのか。へぇ、いつもやってるやつか)
その日から、妹ユッコは僕の性の対象になりました。
図書館の平凡社世界大百科事典の「処女膜」の項目には、線描された女性器
が描かれており、大陰唇、小陰唇、処女膜と名称が振られていますが、全然実
感は湧きません。
「見たい!女の子のオマンコを見てみたい」
頭の中はすっかり好奇心のカタマリになっていました。
僕とユッコはよく似ていると言われました。二重で目がぱっちりと大きく、
笑うと可愛いね、と言われるタイプです。ユッコは小学生の女の子としては可
愛いほうだと思っていました。ユッコも僕によくなついていて、兄妹けんかも
めったにしたことはありません。
ただひたすらに、僕のユッコへの興味はスカートの中に集中していきました。
両親は年頃の子供を育てる当たり前の手続きとして僕が中学生になると、2
段ベッドで寝ていた兄妹は部屋を分けられ、僕は何故か4畳半の洋間、ユッコ
はとなりの6畳間の和室に移っていきました。
僕は、今でもそうですが性格は臆病で、自分の思っていることを口にするこ
とができません。毎晩、床に就くと僕は自分のチンコに手を伸ばし、固くなっ
た小さな肉棒を弄びながらユッコのオマンコを想像し、センズリを繰り返しま
した。
ただ、まだイッテも出てくるのは少量の透明な液体だけでした。
「ユッコにオマンコを見せてくれって、頼んでみようか?」
「でも断られて、お兄ちゃんの変態!とか言われたら絶対ヤダ」
でも、見てみたい、触ってみたい!!
「夜、寝ているところをそっと覗き見したら、気がついちゃうかな?」
「いやいや、深い眠りに落ちてればばれることは、ない、ない」
でも、でもユッコが起きて、両親に告げ口されたら、どうしよう?どうしよ
う?
両親は商売の関係で、就寝時間は10時前といつも早めに部屋に籠ってしま
います。
最初のいたずらは僕が中学1年、ユッコが小学校4年の初春の夜でした。頭
の中では何十回も繰り返し繰り返し実行してきたユッコへの夜這いを決行する
ことにしました。もちろん、セックス目的ではありません。僕の机の中には小
遣いをはたいて買ったペンライトが入っています。開けた窓から入ってくる沈
丁花の匂いを嗅ぎながら夜12時が来るのをじっと待ちました。
自分の部屋のドアノブをゆっくり、ゆっくり回して静かにそぉ~っと、ドア
を開けていきます。右足を廊下に踏み出すと、ギーっと廊下の板がきしんで音
を立てました。小さな音だったのでしょうが、僕は縮み上がって、右側の両親
の寝室、左側のユッコの部屋の様子を伺います。静まり返っていることを確認
すると、ペンライトをつけてみました。
「パッ!」
小さなライトはびっくりするような明るさで辺りを照らし出しました。あわ
てて手でライトを覆い、指の隙間から少しだけ光を漏らすようにしました。
僕は自分の部屋のドアは完全に閉めました。
「と」の字に点を打って、「く」の字と並べて大文字、太文字にしたように
僕の心臓は「どくどく」と鳴り響いていました。家中に鳴り響くんじゃないか
と心配になったほどです。
ユッコの部屋の前に立つと、手が震えました。弾む息と手の震えを抑えなが
ら部屋のノブに手を伸ばし、ゆっくりドアを引きます。頭が入るだけドアを開
けると窓のカーテン越しにかすかに明るさが残る部屋に首を入れてみました。
頭を向こうの窓の方に、足をこちらのドアに向けてユッコは静かに寝ています。
「プーン」
女の子独特の甘酸っぱい匂いが僕を包み込みました。頭がクラクラっとしま
す。息が「ハーハー」と大きな音を立てないようにするのが精一杯でした。
ユッコの部屋に入るとドアを閉め、静かにしゃがみ込んで様子を伺いました。
ユッコはよく寝ているようです。
ベッドの足元に忍び寄り寝姿を覗くと、春物の上掛け布団を掛け、少し顔を
右に向けて寝息をたてています。
僕は頭を上掛けの足元に潜り込ませ、ユッコの下半身に迫りました。
ペンライトの光は驚くほど明るく可愛い足の指先を照らし出しました。さら
に頭を布団の奥に進め、ふくらはぎから太ももの奥まで上掛けに隙間を作って
行きました。
眠る前にユッコがディズニーキャラクターが印刷されたロングTシャツ型の
ネグリジェなのは確認していました。どくどく響く心臓の音を聞きながら、白
いパンティの股の部分が目に飛び込んできました。丁度クロッチの辺りが少し
開いた太ももの間に浮かび上がりました。
足に触ると起きてしまうんじゃないかと怯えながら、ユッコに触りたい好奇
心にかられ、パンティに手を伸ばしました。クロッチの端を親指と人差し指で
挟み、その隙間に小指を差し込みました。
ユッコのマンコの溝がはっきりと小指に伝わってきました。
心臓の音は最大限にボリュームを上げ、ユッコを起こしてしまうんじゃない
かと心配になったほどです。一度手を離し、小指を口でしゃぶり唾をたっぷり
浸しました。
もう一度パンティの隙間に手を伸ばして、隙間から入れた小指でマンコの穴
を探りました。ありました。少し割れ目の筋の下の方に指が吸い込まれそうな
溝を見つけました。息を殺しながら全神経を小指に集中させながら、ゆっくり、
ゆっくりと小指を進めてゆきます。第一関節まで収まりました。
「あったかい」
ユッコのマンコが包み込んだ僕の小指は柔らかい暖かさに包まれ、僕の頭の
中は真っ白になっていました。 そこまででした。小学4年の女の子のマンコ
の感触に満足した僕は、それ以上の行動に移ることができず、そこで退散しま
した。
部屋に戻りついて気がついたのですが、僕のチンコは全然勃起していません
でした。緊張しすぎていて勃っていなかったんだと思います。
ベッドに横になり、大きく深呼吸したあとで改めて僕は小指を鼻の下にあて
てみました。自分の唾の匂いしかしませんでしが、さっきユッコのマンコに入
ったんだと思うとムクムクとチンコは起き上がってきました。指でこすり始め
るとギンギンに固くなります。
チンコの先からあふれ出た走り汁で亀頭はヌルヌルです。アッという間でし
た。受け止めた手のひらのいつになく多い量の液体をティッシュ―で拭ってみ
ると、真っ白でした。僕にも精通が来たのです。
精子を存分に吐き出した後の脱力感にぐったりした僕の頭には、やってはい
けないことを悔やむ思いがよぎりましたが、あまりの気持ちよさに良心もあっ
さりと流れ去ってしまいました。
その後、夏に向かい上掛け布団も薄くなり、夜中に月に1~2回ユッコの部
屋に忍び込むチャンスがありました。でも、パジャマなんです。ズボン型の寝
間着が邪魔でユッコのマンコに触れることができないのです。
夏の暑さで布団をはねのけて全身をさらして寝ているんですが、ズボンが邪
魔で、布ごしにそっとマンコをなぞるのがやっとでした。胸はまだまったく膨
らんでおらず、パジャマの上から触っても少し柔らかいといった感触だけでし
た。
僕の性の対象は、ユッコのマンコにだけ注がれていました。でも僕の肉棒を
ユッコのマンコに入れることができるのは、ずっと先のことです。
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