私は身体を縮め床板に這いつくばると、静かに隙間に片目を押し付けた。
(…見える)
小さな穴だが灯りに照らされた居間がはっきり視界に入る。
「夕飯済んだか」
変わらぬ挨拶で叔父が居間に上がり込んだ。
「ええ…今日はKと2人だけだから早めに済ませて、お風呂にも入って、もう誰も来ないと思って…こんな格好で」
母は恥ずかしげに叔父を出迎えた。
「ほう…」
叔父はネグリジェ姿の母を舐めるような視線で見つめ、顔をニヤケさせた。
「お茶でいい」
「あぁ、お茶をもらうよ」
叔父は居間のちゃぶ台の前であぐらで座り、お茶をすすりながらテレビを見始めた。
「で、Kは風呂か」
「Kはご飯食べるとすぐに勉強って、2階の部屋へ上がってたわ」
「そうか…」
すぐにキスでも始まるのかと緊張して見ていたが、思うより叔父はテレビへ視線を送りお茶をすすっていた、その後も老人クラブの温泉の話題やテレビのニュースと特にいやらしい雰囲気は感じられないでいた。
あからさまな母のネグリジェ姿、叔父はそのつもりで来たのでは無かったのか、緊張で見いって固まった身体をほぐすよう、私は身体を起こし体制を立て直すよう視線を外した。
(あっ…)
ほんの少し角度がズレたのか、今まで気づかなかったちゃぶ台の下で動く叔父の手が目に入る。
左手でお茶を持ち、空いた右手は隣に座る母の太腿をまさぐっていたのだった。
母も視線はテレビに向けられていたが、太腿の叔父の手に自分の手を被せていた、叔父の手はゆっくりと優しく、柔らかい母の太腿の内側を上下に撫で上げる。
膝を崩し、横にずらした母の脚は少しずつその間を広げていた。
見ればネグリジェの裾はほとんど捲られ、黒いパンティーはセクシーに叔父の目を引いていた。
「…んっ」
一瞬、母の腰が引ける。
叔父の指先はそのパンティの中心部にも伸びいやらしくうごめいていた
「いつも、こんな服かい」
「あぁ…いつもじゃないわ」
中指は的確にパンティの縦溝を擦りあげる。
「じゃ、どうして、して欲しかったんだろう」
「そんなんじゃないわ…んんっ」
「ほう、でもここは熱くなってるぞ、どれ、お茶はごちそうさん」
叔父は手に持った湯呑みをちゃぶ台へ置くと、いよいよといった素振りであぐらをほどき、その間へ母を引き寄せ後ろから抱きしめる。
「Kは朝まで勉強なんだろう」
叔父は片手は下腹部を、もう片手はカーディガンの間の乳房を揉みしだく。
「あんっ…たぶん、そう言ってたわ、でも、ダメ、もし降りてきたら」
恥ずかしながらも抵抗する母の手に力は無かった。
キスを求める叔父に促されて振り向く母、軽く口先が触れた後、激しく互いの唇をむさぼり合う、カーディガンははだけ母の身体は露になっていく。
荒くなる吐息、頬を紅潮させ母は、また、1人の女へと姿を変えていく。
※元投稿はこちら >>