枕の下からティッシュを取り出して股に当てながらオレから離れた。
椅子に畳んで置いてあったバスタオルを巻いて、オレにも一枚手渡すとリビングへ向かった。
ソファに座るとまたさっきとは違ったお洒落なグラスを持って先生もソファに座った。
→疲れたでしょ?
「ん?全然。オレほとんど動いてないもん」
→あー…そっか。満足感できた?
「うん!先生は?」
→……満足…今までで1番…
「マジで??」
→…ウン……あんなに何回もって、なかったし…
「そーなの?あー…いつも冷めてたし?」
→そうね……いつも相手の自分勝手に付き合ってただけだったし…。
「でも今日は違った…?」
→そう…今日は全く反対。私の勝手に付き合ってもらった……つもりだったけど…
「………けど?」
→……私をちゃんと見ててくれたでしょ?気遣ってくれた……
「うん…まぁ……」
→出してすぐに終わらせないでくっついててくれたじゃない?……それが嬉しくて…気持ちがまた昂って……
「それで何回もイッてたんだ?やっぱ気持ち大事だねー!」
→そうね
「オレ今日合格??」
→トップ合格。ダントツで。
「イエ~イ!」
先生は穏やかな顔でオレに微笑んだ。
グラスを両手で持って飲む姿はどこか上品な感じを醸し出していて、先生の事をもっと知りたいと思うようになった。
「先生さ、さっき何か言いかけたっしょ?あれ何だった?」
→え…?うん……する時ね、バックはやめてって言おうとしたの。
「なんで??」
→んー………。その…今まで相手してきた人みんなバックばかりで…
「えー?なんで??」
→……簡単に言ったら…出したいだけ…だからかな?
「でもホテル行ってベッドでするのにバックだけなの?」
→ホテルは…ほとんどないかなぁ……車とか外とかばっかり…
「はぁ?」
→ホテルはお金かかるじゃない?出すだけならさ、ホテルじゃなくてもその辺でさ…
「えーと…先生ってさ、いつも誰としてんの?」
→……聞きたいの?
「うん。先生の事全部聞きたい」
→うーん……軽蔑しないでね……。相手は…適当…かなぁ…
「誰とでもってこと??」
→ううん、好みはあるけど……やりたいって言われれば受ける…みたいな…
「えーそなの?なんで?」
→まぁ…断れないって言うかなんて言うか…。どうせ妊娠もしないし相手してもいいかぁって
「ふーん。いろんな人としたんだ?オレ知ってる人いるの?」
→ほとんど飲み行った時に奢ってくれたりした人。まぁ…学校でもいるんだけど。ハハハ…
「マジで?誰?」
→松浦先生と青木先生
「マジかー!」
→秘密だからね?
「えーどこでどこで??」
→松浦先生は河川敷…青木先生は道の駅…両方車の中でね
「へぇー!なんか先生同士でもそーゆーのあるんだ!」
→あぁ……なんでこんなペラペラ話しちゃってんだろ…
「いいじゃん!先生の事もっと知りたいし!他には?どんな男とした?」
※元投稿はこちら >>