『ハルト…コエ…デチャウ…』
目尻を下げて困った顔の妹に、耳元で囁く。
「先生に聞かせてやれ。我慢しなくていいから」
言い終わると同時に出し入れを速めていく。
『アッアッンアッアッ…』
「いいぞー」
『イッイッ…ハ…ズカシ…イイッ!ンンッ!』
「けど気持ちいいんじゃね?」
『ンッ!ンッ…アアッ!イイッ!ウンッ!イイッ!キモチッイイッ!』
ギシッギシッギシッギシッ…
ギシッギシッギシッギシッ………
ベッドの軋み音と同じくらいの音量で喘ぐ妹の声は、確実に先生にも聴こえているはず。
『ハルトッ!イイッ!キモチッ!アアッ!…………』
出し入れを止めて妹の口を塞いで耳を澄ます。
カーテンの向こうから微かにだけど先生の呼吸が聴こえる。
もう一度出し入れを再開して、また止めて静かに様子を伺うと、さっきよりも早い呼吸音が確実に聴こえた。
妹に息を止めて先生の呼吸に耳を澄ますようにジェスチャーすると、妹にも先生の呼吸が聴こえたらしく少しだけはにかんだ。
「つぎ…イクよ」
耳元で囁きすぐにまた腰を前後させてベッドと共に妹の声もあげさせた。
もうすぐ…ソレに合わせてバッとカーテンを開けると、右手をスカートの中へ、左手は胸を掴む先生の姿があった。
『イッ…チャウ……ウウゥッ!!ンアッ……』
妹と同時にオレも射精する。ただ目線は先生に向けたままだった。
目を見開いて瞬きもせず、ただ固まってオレと妹の動きを目で追っているだけだった。
「ありがとーございましたー」
服装を整えて横を通り過ぎ教室に戻っていった。
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