『晴人。気持ちよかった?』
「…すっげぇ…気持ちいい…」
『私も…。……いつまで変体でいられるかなぁ?』
「さぁ?……なんで?」
『元に戻ったらしばらくできないじゃん?』
「まぁそだなぁ…」
『……元に戻ったら…元の身体でさ…してみない?』
「……オレもそれ考えてた。けど、いいの?明日香は」
『晴人見てたら、女だったらどんなか…知りたいって思ったし』
「んー…父さん達に聞いてみないとな…。さすがにダメだって言うかもだし…」
『だよね。……でも親子でするくらいだし、大丈夫なんじゃないかなぁ?』
「たしかに!」
『ね……も~1回しない?今度は後ろからとか座ってとか……』
「やる!」
少し落ち着いた妹の肉棒がまたグンっといきり立ち、ノンストップでいろんな体位を試し、気づくと父と母も帰宅していて寝室の隅で静かに観賞していた。
夕飯の後、妹がさっきの話を切り出すと、父も母も一切咎める事もなく寧ろどんどんヤレ的なノリで勧めてきた。
意外な反応だったので詳しく聞くと、父も母も元の身体で祖母や祖父と日常的にセックスしていたらしい。
それを聞いてオレも妹も、変体の血なのかまた違う系統のモノかわからなかったが、なんとなく毎日が楽しくなる気がしてワクワクしていた。
翌朝
前の日と同じ様に親の寝室でそろって寝ていた。
『あ~っ!!』
妹の大声で目を覚ます。
『戻ってる…』
「……ん?」
〈……ん?〉
《…あら……あらあら…》
『戻っちゃった…』
《そりゃ戻るわよ~》
〈……ん?……早いな〉
「…ん?……んん?…あっ…」
初めての変体は2日で元に戻った。
少しがっかりしながらその日は学校へ行き、特に変わった事もなく昼休みになると、養護の先生が様子を見に教室まで来てくれた。
→どう?晴人くん、大丈夫?
「はい、ってか今日元に戻ってるんで大丈夫です」
→あら、そうなの?やっぱり初めは不安定なのね。大丈夫ならよかった!明日香さんも?
「一緒に戻ってるんで大丈夫です!」
→うん、なら2人とも大丈夫ね!また変わったら遠慮なく言ってね。
「ありがとうございます!」
大丈夫だとわかると先生はすぐに戻って行った。周りにいた友達には何だったと聞かれたけど、休んだ後の体調心配しに来てくれたんだと誤魔化しておいた。
放課後になって帰ろうとすると玄関に妹が立っているのが見え、近づくと持っていた靴を履いて手招きしている。
『晴人!帰ろっ!んでさ…』
「!?…今日??」
『ダメ?』
「いや、ん……まぁ…」
『お父さん達には言ってあるから!』
「マジで?」
『でね……』
妹はオレに近づいて耳元で囁く。
『ゴムだけはちゃんとしろって。後は好きにしていいって…』
髪から香るシャンプーの匂いに混じって微かに汗の匂いがする。変体の時の甘い匂いはなくなっていたけど、十分に女の子を感じられるイイ匂いがフワッとまとわりついた。
『帰ろ?』
妹はスキップでもない早足でもない、変なステップを踏みながら家までの道をオレの少し前を歩いて帰った。
家の玄関を入ると、荷物を置いた妹はすぐにシャワーを浴びに行った。
手持ち無沙汰でリビングで待っていると、洗いざらしの髪にタオルを巻いただけの格好で妹がリビングに来た。
『晴人はシャワーど~する?』
「あー……行ってくる」
『じゃ私、自分の部屋で待ってるね!』
ざっと全身を洗ってパンツだけ履いてすぐに2階の妹の部屋へ行く。股関を膨らませて部屋に入ると、それを見た妹がニヤッと笑った。
『晴人もうたってる~!』
「そりゃたつわ!」
『お風呂でいじってたの~?』
「いじらなくたってこーなるの知ってるくせに。」
『えー?知らなーい。なんでー?ヒヒヒッ!』
「…………明日香のマンコの事考えてたから」
『…………う…ん…』
「マンコの事考えてたから!」
『…………ん…』
余裕に見えた妹も、オレの言葉で急に黙り込んで顔を赤くして俯いた。
ゆっくり近づいて隣に座る。
昨日までとは全然違って変な緊張感が部屋を包んでいた。
「明日香………マジで…いい?」
『…………ウン……ダイジョブ…』
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