長い時間繋がって動かない2人をずっと観察していると、2人ともお互いの耳の辺りの匂いを嗅いでいる。
興奮剤だと言っていた父の言葉を思いだし、お互い絶頂を迎えてもまだ求めあっているんだと理解した。
父は母を抱いたまま、繋がったままで起き上がりそのままソファに座ってオレたち2人に微笑みかける。
〈おまたせ。母さんはしばらくこのままだけど…いいよな?〉
「うん」
『……お母さん大丈夫なの?』
〈あぁ、大丈夫。〉
「仲…いいんだね。父さんと母さん。」
〈ん、まぁそうだな〉
「いままで全然気にしてなかったけど、やっぱ…しょっちゅうしてたの?」
〈ハハハ…晴人も明日香も寝た後とか、朝早くとかにな~〉
『……私知ってた』
〈お…そうか?〉
『前に夜中に目が覚めて何か飲もうと思ってリビングに来たら…そのソファで…』
〈アハハ…バレてたか。〉
『ドアちゃんと閉めてないんだもん。またこっそり自分の部屋戻ったし』
〈すまんなぁ。その時どう思った?〉
『ん?別に……仲いいなぁ…くらいしか思わなかった』
〈そうか。てっきり気持ち悪いとか思ったんじゃないかと…〉
『別に~…』
目を反らしながらぶっきらぼうに答える妹の変化を、父は見逃さなかった。
〈あ~……明日香、………したろ?〉
『えっ??』
〈親のそんな場面見て、ムラムラしたんじゃないか?で、自分でしたろ?〉
『はっ??…し…してないし!お父さん何言ってんの!?』
〈アハハ、まぁしてないって言うならしてないのか、アハハ!〉
妹はまた下唇を噛みながら顔をそむけて、つけてもいないテレビの画面を見つめていた。
オレの穴からは妹の精液が不意に流れ出たりしていて、その度にティッシュで拭っていた。股からは常に甘い精液の匂いが漂っていて、拭うので触る度にピクッと反応してしまう。
妹も肉棒の先から滴る残液をティッシュで拭いていたので、テーブルの上に丸まったティッシュが山になっていた。
父の上から下りた母は、シュッと取ったティッシュを丸めて股に挟んで蓋をして父の隣に座る。
少しはにかみながらオレたちを見ると、満足げな顔で微笑んだ。
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