舐め合ったり吸い合ったり、舌を絡ませて唾液を交互に交換していると、腿を体液が伝う。父の精液ではない自分のもの。
もう我慢を越えたオレは着ていたシャツを脱ぎ妹の前にひざまづく。
母が父にしていた様に見よう見まねで妹のモノに口をつけた。舐めるどころかいきなり口に咥えてフェラチオの真似事をする。
妹のモノの先端から滲み出ていた液体も、甘い蜜のような味がしていて、いくらでも舐めていられる。
牛の乳絞りみたいに根元から先端に向かって、吸い出す様に何度も何度も頭を振って動かした。
ジュルッジュルッと音を立ててしゃぶっていると、妹の両手が頭を抱えてくる。
根元まで咥えるように強く引き寄せるので、喉の奥に妹のモノが当たってえずきそうになる。それでもその感覚が気持ちよく、妹の手の動きに逆らわずにされるがままで続けた。
『晴人!!』
妹が叫ぶと同時に口内に花の香りがする精液がドクッドクッと放出される。
口内に溜まる前に喉を鳴らしながら、後から後から出てくる精液を次々に飲み込む。
鼻から抜ける精液の匂いに気を失いそうになりながら、最後の射出まで口を離さず妹の尻を掴んでいた。
後頭部を抱えた妹の両手が緩み、脚がガクガクと震えて立っているのがやっとの妹。まだ咥えたまま目線だけ上げると、トロンとした目でオレを見ていた。
『……でちゃった…』
小声で呟き、ゆっくり腰を引いてオレの口からモノを抜くとその場にへたり込んだ。
『ハァハァ…気持ち…よすぎ……』
「…オレも」
『…ハァハァ……お返し!』
オレの脇を抱えて後ろのソファへ押し倒すと両脚を抱えあげ、出したばかりのモノを股に突き刺した。
びちゃびちゃに濡れたオレの穴は、なんの抵抗もなく妹を最深部まで受け入れる。
「んああぁぁぁっ!!」
『晴人!晴人!晴人!』
父とは違い乱暴に穴をかき回し責めてくる。一突き一突きがいろんな角度で刺さって穴の中をランダムに刺激する。
『晴人!晴人!晴人!……』
犯されるってのはこんななんだろうな…と一瞬だけ考え、こんな感じなら犯されるのもいい…と感じるほど妹とのセックスは最高だった。
『晴人!晴人!晴人!』
「アァッ!イッ!アッ!アスカッ!アスカッ!」
『晴人!晴人!……アァッ!…晴人!』
ぐちゃぐちゃになった性器同士が擦れ合い弾ける最中に、さっき射精したばかりのモノからまた精液が大量に漏れ出して身体の奥まで行き渡る。
それでも妹の快楽を貪る為の腰の動きは止まず、何度も何度もオレの中に精液を吐き出していた。
父の時と明らかに違うのが、これだけの快感の中でも気を失わない事。妹の匂いがそうさせるのか、限界を越えても尚、更に快楽を目指してリミットをカットし続ける。
変体同士のセックスは子孫繁栄の為じゃなかった。
髪の毛もびっしょりになるほどの汗が回りに飛び散り、2人の体液がソファを被う。
未だに身体の中では妹のモノが絶えず波打っている中で、ようやく妹が動きを止めた。止めたというより身体の限界で動けなくなったようだった。
《やっぱり…すごいわね…》
〈あぁ、変体同士はすごいな…〉
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