6月。姉は実家に戻って来ていました。仲良しグループの一人が、また結婚をすることになったからです。
しかし、結婚式が行われている時間にも関わらず、姉は実家にいました。
『声優って言っても、有名人だから…。』と言う理由で、新婦が断って来たのだ。
姉もその辺りは分かっていた。もしも、自分を知っている方がいて、結婚式のジャマになるのだけはしたくなかったのだ。
なので、結婚式が終わる午後3時を待って、仲間内の二次会からの参加となるらしい。
午後2時半になり、『タカ~?そろそろいい?』と姉が声を掛けて来ました。
『いいよ。』と軽く返事をした僕だったが、姉の姿に目を奪われのだ。
紺のパーティードレスを身にまとい、手には白のバッグが持たれている。
助手席に乗せて走るが、もう姉ではない。芸能人の白井真奈美だった。
ネットでも姉の画像は多く出回っている。声優雑誌にも、毎月のように姉が掲載されている。
『姉ちゃん、いるわ。』とその程度だったが、こうもドレスを着こなされると、やはり姉という気はしない。
この日、初めて姉が『白井真奈美』であると実感をしました。
その日、姉が帰ってきたのは、午後10時を回っていました。顔も赤く、二次会三次会は盛り上がったようだ。
パーティードレスから、いつものパシャマへと着替えた彼女を見て、ようやく姉だと思えます。
『明日、お昼くらい。』と母に告げているのを見て、姉がまた帰ってしまうことを知るのです。
リビングの照明が落ちると、3人はそれぞれの部屋へと消えて行きます。僕もトイレを済ませ、部屋へと向かおうとしました。
しかし、僕の足が止まると、洗濯機のある脱衣場へと向かいます。
夜中なのに、洗濯機が動いていました。『明日、お昼くらい。』と言っていた姉の物があるとしか考えられません。
洗濯機の中を覗くと、多くない洗濯ものが回っています。手に取ると、それは全て女性もの。
母と姉のものが、回っていたようです。中からはブラが2枚、ショーツが2枚。
僕はその1つを手に取りました。小さいブラとセットになっていたショーツです。
姉と母の胸を比べれば一目瞭然。なので、自然とブラの小さい方が『姉のもの』ということになります。
洗剤にまみれ、洗濯機の中で回されていたショーツ。それでも僕の指は、それに触れていました。
だってこれは、ついさっきまで白井真奈美のオマンコが食い込んでいたのですから。
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