翌朝…目が覚めるといつもの日常が始まっていた
あのあとのことはよく覚えていない
終わらない二人の行為にどうやら私は堪えきれなかったようだ
あれは夢だったのかもしれない…
そう淡い期待をしたが、下着にできた惨めなシミがその期待を簡単に打ち砕いた
妻にバレないよう着替えを済ませリビングへ行く
"あっ、おはよう~また飲みすぎたんじゃないの?まったく…"
いつもと変わらない妻の声
"お父さん遅いよー!◯◯に連れてってくれるって行ってたじゃん!!"
も息子もなにも変わらなかった
"っあぁ…ごめん、ごめん"
昨夜のことが何事もなかったかの様に全てが普通の日常だった
"なに?二日酔い?だから言ったのに"
なに1ついつも変わらない日常に、あれは夢だったんだとその場で私は自分に言い聞かせた
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