「バカな事を言うんじゃない」
と そのまま家へ帰ってれば良かった。
いや 親思いな娘の頭を撫でてやり
「ありがとうな、でもパパは大丈夫だよ」
そして車を走らせれば良かった。
車を止め、好美を見ずに口から出た言葉は
「するって…どこでするっていうんだい?」
だった。
言ってしまってから、自分は何を期待してるんだ?と情けなくなり、打ち消すために言葉を続けた。
「家にはみんな居るし、こんなとこで、する訳もいかないし…ありがとうな、パパは大丈夫だから、さぁ帰……」
さえぎるように好美は指を指し
「あそこでいいじゃん」
と言った。
そちらに顔を向けなくても 指差す先がどこだか解った。
きっと私の中でも、それを望んでいたのだろう。
「好美…あそこは…」
そんな私の気持ちをはぐらかすように好美は明るく言った。
「私トイレに隠れとくから、パパはHなテレビを見たら? アハハ」
そんな ごまかしにもならない言葉に私が納得したのも、すでに私の頭の中で好美が一人の女になっていたからだろう。
「そ、そうだな。…敬子には内緒だぞ」
バカな事を言ってしまったもんだ…
好美の明るい言葉がなければ、まだ引き返す理性が出てたかも知れない。
「最近のホテルって、ケーキとかも美味しいんだよね~~何があるかな~楽しみ~~」
「おいおい、食べ過ぎだろ!」
そんな言葉しか返せない。
すでに私は、女の裸しか頭に浮かんでなかったのだろう。
部屋に入るとすぐに好美はケーキを注文し、食べ始め私の口に一口だけ放り込み
「あ~美味しい~」
と頬を撫でている。
私はなんだかドキドキして額の汗を拭った。
すると好美は
「暑い~、暑いねっ。シャワー浴びよ」
と立ち上がり私を見た。
私は煙草を吸おうと取りだしたのだが、好美は私の腕を掴み
「一緒に入ろう!」
と引っ張り、脱衣室でサッサッと服を脱ぎ始め、下着姿になった。
少しポッチャリ気味な好美の若い肌は、とても綺麗で とても興奮させられ、好美がブラのホックを外した時に私の理性も完全に外れ、後ろから好美を抱きしめてしまっていた。
※元投稿はこちら >>