近くの交番へ連れていかれ、色々と聞かれた。五十過ぎの脂ぎったスケベそうな嫌な警官だったが、こちらはただ俯いて聞くしかなかった。
名前や住所を聞かれ、とうぜん家にも連絡された。
しばらくして慌てた様子で、母がやってきた。
チラとこちらを見たが、すぐに警官の方を向いて
「すみませんでした!申し訳ございません!」と深々と頭をさげた。
いつも明るく茶目っ気のある母、まだまだ見た目も気も若く、体型だって崩れてない。
普段は無邪気にイタズラをしては少女のようにおどけている可愛い母が、今はひきつった顔で頭を下げている。
連絡を受けすぐに飛んで来てくれたのだろう 膝までのズボンにTシャツと部屋着の上に薄いピンクのカーディガンを羽織っている服装だった。Tシャツはかなり緩めなのでお辞儀している母の正面にいる警官からは、胸元が丸見えになっている…
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