「あぁ…母さん」
俺は それを 鼻に口に、押し付け強く吸った。
母が今日1日身に付けていた もの を
歩き、座り、しゃがみ…
常に母を隠し
時に フワリ と 時に ピッタリ と
母の全てを 温もりを 匂いを 染み込ませた
もの を
強く吸い込んだ
めまいがする程の匂いが、刺激が、俺の右手を早くする。
「母さん…あぁ母さん」
母の裸が、柔らかい胸の感触が俺を包み込み、母が、母 敬子が、欲望を放出へと誘う。
「敬子…あぁ…敬子…」
敬子の匂いを 鼻に 口に 強く押し当て 何度も何度も吸い込み…痺れる快感が放出されてもなお、強く押し付け、何度も嗅ぎ、右手を動かし続けた。
もっと敬子を感じたい 直接 敬子に触れたい 敬子を抱きたい
そう思いながら…
小鳥達のさえずりが聞こえだし、カーテンの僅かな隙間からの木洩れ日を感じ始めた頃、俺は布団を深く被りまどろんでいた。
母のパンティを顔の近くに置いたまま。
ずっと母の匂いを嗅いでいたかったから。
俺はティッシュに放出し、ゴミ箱へ捨てた。
母のパンティを汚したくなかったから。
母を感じながら、まどろんでいると、ノックの後にドアが開き、小さく
「おはよう♪」
と母が入ってきた。
ドアに背を向けていたので母の姿は見えないが、背中で母を感じてみる。
窓へ行き、勢いよくカーテンを開けた
一斉に日差しが降り注ぐ
部屋の中を移動しながら、テキパキと片付けている きっと小躍りするように 森の中をバンビが遊ぶように
ベッドの脇で動きが止まり、少しして布団の中を手が何かを探す
見つからない
反対側の布団が軽くめくられ何かを探す
見つからない
しばらくベッドの周り、テーブルの周りで、静かな動きを感じる
見つからない
動きが止まり、小さく
「う~~ん?」
しばらくして、ベッドの脇に重みを感じ、緩やかに沈み、俺の顔を覗き込んだ
俺は目を閉じた
布団がゆっくりめくられていき、
「あっ!…こんなとこに」
声と共に母のパンティが消えていく
「もぅ…あんまり …って言ったのに…」
母の指が俺の頭を軽く突っついた。
その時俺は 敬子と抱き合いたいと強く思っていた。
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