最後のティッシュを捨てようと俺の方に身を寄せて、助手席側にある小さなゴミ入れを見た。
「あー、いっぱい」
身を下げて入れようとする母。胸元の緩いシャツの中に、ダラリと垂れた母の谷間が見えた。
俺の太ももに手を乗せ、更に身を屈めて手を伸ばしティッシュの山を ギュッ、ギュッと押し込んで最後に鼻をかんだティッシュを コロン と捨てた。
ゴミ入れを マジマジと見つめながら
「いっぱい、泣いちゃった」
と舌をペロッと出した。
運転席に座り直した母は
「なんか飲もっか?買ってくるね」
とカバンから小銭入れを出し、ドアを開け腰を浮かせたが
「んっ?」
と言って動かなくなった。
母の丸いお尻が浮いている。
すぐに座り直しモゾモゾと座席の前へとお尻を動かして背中と背もたれの間にスペースを作り、俺に正面を向いて作り笑いをしている。
後ろに回された両方の手は、狭い車内の中、背中で悪戦苦闘している。
「母さん、着けてあげようか?」
「えっ…あっ…う…うん、お願い」
と背中を向ける。
「なんか…さっき、外れちゃったみたい」
と言いながらシャツを半分ほど上げる。
シャツの中から垂れ出しているブラのホック部分を掴み、両端が届くように上へと持ち上げると、それに合わせてシャツを掴んでいる母の手もずり上がる。上手く引っ掛からないので強めに引っ張り、カチャカチャと動かしていると、なんとなく引っ掛かった気がしたので パッと手を離した。
強めに引っ張られたそれは、見事に別々の方向へと飛んでいき、勢いよくシャツを押しやった。ほんの少し母の胸が露になる。
「ヤンッ」
と慌て脇を閉め モォー!と肩を振る
もう一度シャツを上げた母に
「もう少し」
と声をかけ、先ほどより見えている母の背中をじっと眺めてみた。
泣いている時の背中は小さく見えた…
今は大きく…妖しく…淫らに…揺れていた。
「さっき外れちゃった」
と母は言った…
さっき…
俺は思い返していた
ティッシュを捨てようとした時に見えた母の谷間は垂れていた…何の支えもないように
背中を擦った時、滑らかな肌そのものように何の邪魔もなかった…
警官が母の背中で指を動かし パチンッ と何かが外れた。
その時の母が淫靡な声で俺の頬で手をうねらせながら こう言った
「…外れちゃったぁ」
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