俺の胸で母が泣いている。
わんわん と泣いている。
いつまでも泣き続けそうなので、優しく頭を ポン、ポン、と叩き 背中をさすってあげた。
すると母は更に大きな声で わんわん と泣き出した。
頭を叩く度に髪から いい匂いがした。
さすっている背中からも、腕からも、お尻からも…身体中からいい匂いがした。
母の背中は小さく細かった。
それでも女性特有の丸みを帯び、程よい弾力と柔らかさは ゾクゾク させる肉感だった。
なだめるように動かせていた手は、いつの間にか、そんな感触を味わうようにネットリと動かしていた。
その背中は母のものでは無くなり女の背中になった。
母の泣き声はやみ 鼻をすする音に変わっていた。
手に意識を集中させシャツの上から肌の感触を味わう。
緊張と興奮が俺を襲い、ジットリと手が汗ばむ
その汗がシャツを濡らし、肌に染み込んでいく
ほの暗い中、シャツと肌は一体となり、まるで裸のように見えた。
俺の胸の中で ズズズゥー と鼻のすする音がした。
何もつけていない女の肌を触っているようで俺の鼓動は早くなり、もはや母をあやしてなどいない、ただ女の肌の感触を味わっている。
しかし 手と肌の間には確かにシャツがあった。
「直接 触れたい」
更に手は汗ばみシャツがまとわりついてきた
肩の方へと動かす手と一緒に
シャツが上へズレ、腰の辺りが露になった。
緩やかにくびれたウエスト 少し突き出た背骨 白い肌 浮いたズボンの隙間から覗くお尻の割れ目…
俺の胸の中では 鼻をすするのをやめ、静かに顔をうずめている一人の女性
まるで 全て脱ぎ捨て肌を露にした女が俺の股間に顔を埋め 尻を高くかかげ 俺の指の愛撫を待ち望んでいるかのように見えた
「早くぅ~」
そう言いながら妖しく尻を振っている
股からダラダラと愛液を垂らし 俺のモノをジュパジュパと音をたてながら口に含み 長い舌で舐め上げている
「早くぅぅ」
その口からは 一度放出した精液がダラリと垂れている
俺は導かれるように じわじわと 手を伸ばしていった
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